JUST B "RE=LOAD" M/V Teaser を観て「怒り」についてカンガエル。

4月14日の2回目のカムバに先立ち、JUST Bがアルバム『JUST BEGUN』のタイトル曲『RE=LOAD』のMVのティザーを発表した。

WEB雑誌等の記事によると、デビュー、1回目のカムバ、今回2回目のカムバで「怒りの三部作」だったそうで、知らんがな。でもずっとお怒りなのは分かっていて、最初は外部への怒り、次が内部への怒りってことで、どうも今回はお怒りも鎮まり希望へとつながるようなのだが、このティザーを観る限り、依然としてかなりお怒りのご様子。話が違う。

14日のM/Vが出る前に、頭の中で思い巡らせていることをここに書き記しておいて、M/Vが出た後との比較をしてみたい。

私が注目するのは、このティザーの途中に出てくる数々の英語によるプラカードで、デモ行進のような場面になっている。その内容は、それぞれ次のとおり。

「真実を知りたい」
「フェイク・シティ」
「フェイクに惑わされるな」
「俺たちの声を聞いてくれ」
「JUST BEGUN」

デビュー当時から「自分が取りおかれている世界の虚構に気付き、本当の世界で真実を知る」というのが大きなテーマになっているので(わかりやすく言うと映画の「MATRIX」み)、今回のM/Vでその答えが出るのを期待しているのだけれど、この各プラカードの内容はそれと深く関連しているような気がする。

私は、彼らが表現する「怒り」とは、世の中の理不尽さや不公平さなどに対する怒りなのではないかと思っている。生きていれば避けて通れないこと(私が20年以上暮らしているアメリカではよくあるある)。それらにどう対抗すればいいかを象徴しているのが、今回のこのプラカードによるデモの場面ではないだろうか。納得が行かないことには黙っていないで反対し、大きな声を上げよう、どうすべきか、どうあるべきかは真実を見極めれば見えてくるはず、といったメッセージ。

昭和の時代に育った私は、学校をはじめとしてお上の言うことに対して抗議するなんてとんでもないことだったけど、今は日本でも変わって来ているのだろうか。変わっていてほしい。

すべてが不確実な今、世界はより混沌とした時代に突入し、何が正しいのか、どうすれば解決するかについて、過去の事例を遡っても、必ずしも答えが出て来なくなっている。そういった時代に生きる私の子供達と同世代のJUST Bが、道標を示そうとしていると思うのは、たぶん考えすぎですね、はい。(笑)

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