懐かしい音色が蘇った夜。
遠い昔によく聴いていた音色を思い出した。
温かみのある低音から、透明感のある高音までの約3オクターブ。
そう、クラリネットのメロディ。
懐かしく感じた理由は、高校時代まで遡る。
私は吹奏楽部でクラリネット(B♭ベークラ)を担当していたからだ。
約3年間、数々のドラマの渦中を共に過ごした楽器。
決して上手ではなかったのだけれど(むしろ下手だった)、音域が広くメロディパートを多く演奏でき、豊かな表現ができるところに魅力を感じていた。
残念ながらMy楽器ではなかったため、部活動を引退すると同時にサヨナラをしたけれど。
クラリネットに触れることも、目の前で曲を耳にすることも、
記憶に覚えていないくらいなかった。
そして時を経て2019年の今夜、再びあの柔らかい音色が鮮明に蘇った。
東京・四ツ谷に存在する、小さな温もりのあるカフェで。
ゆったりとしたスローな時間が流れていく中、クラリネットとギターが奏でる音楽の世界にすっかり私は浸っていた。
インストゥルメンタルなので、歌詞はないけれど。
歌詞がない世界も私は好き。想像が膨らむ。
クラリネット奏者のmatsuriさんはそれを、"言葉を喋るように演奏する"と表現していた。心にしっくりとくる言葉だった。
大好きな音色に触れては癒されて、今夜はぐっすりと眠れそうです。
プリちゃん
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