見出し画像

渋滞時ハンズオフ運転について

私の乗っているBMW2シリーズアクティブツアラーには、高速道路にて60km/h以下の速度であれば手離し足離しが可能になる「渋滞時ハンズオフ機能」がついています。

体験したことがない方には「手離し出来ても前を見ていないといけないからメリットがない」とか、「離した手を何処に置いておけばいいのか?」などの意見を聞きます。

自分で何度も体験して思ったのは、「手を離せる事で得られるのは、緊張感の緩和が1番大きい」という事です。

渋滞という事は、低速でダラダラと走ったかと思えば全く動かなかったり、一定のリズムを持って走れないので何とも言えない緊張感がありますよね。その緊張感も時間が長いとどうしてもムラが出てきてしまいます。

それがハンズオフまでできる事で、アクセルのオンオフやハンドル操作といった基本動作は車に任せ、自分は万が一の時のブレーキ操作のみに集中できる事で緊張感のムラがなくなります。それが疲労軽減に繋がり、目的地に辿り着いた時の体力の温存にもなります。これは何度も酷い渋滞にあってハンズオフを体験してみないと分からないのかも、ですね。

この機能がある事で遠出はし易くなりました。渋滞に巻き込まれても、車が助けてくれる、守ってくれるという安心感は何事にも変えられないものです。

なかなか試乗では体験出来ない機能ではありますが、この機能に慣れると付いていない車では遠出はしたくないなぁと思わせてくれる、そんな重要な機能でもあります。

セカンドカーのロードスターにもこの機能が欲しいなと遠出した時には思ったりもしますが、MT +ハンドブレーキの環境下では実現不可能でしょうね…。

いいなと思ったら応援しよう!