言語をアートする
Priori(プリオリ)は、まだない「アタラシイ」体験を追求する。
をテーマにしている、インテリアブランド&アート&香りのサービスです。
はじめましての方にもそうでない方にも、Prioriについてよく知っていただくために、今後も継続的にnoteを活用して自己紹介を続けていければと考えています。
言語をアートする。というテーマでお話をさせていただきます。
言語をアートする
まず、言語をアートするということをお話しする前に、
言語について、言葉についてお話をします。
言葉とは、なんだろう?と10代の頃に気になったことを思い出しています。
他者と会話するツール、自分の気持ちや思考を共有するツール。
そんな感じで最初は結論付けていましたが、
それ以前に言葉はどう表現されるのかについて、深く考え始めたのは、
22歳の頃でした。
当時のメモにはこう記していました。
まず前提として、
全生命は素粒子の集合体であり、
音は空間に作用(漂う)する。
言葉を発する為に、身体は大変な働きをしている。
まずは無意識、意識の意思を脳から発する。
それを骨と喉を使い口まで運ぶ。
それを歯に当てて言葉として世に出す。
私たちは普段、簡単のように思えて、
相当なテクニックが必要とする事を自然にしている。
その口から出た意志(言葉)をのせた音は、
空間に拡散し漂う。
空間に漂う意志は発した人物の周りの”空間に纏う”
だから、ポジティブで力強い言葉を大切に。
綺麗な言葉を多用する。
こんなことを22歳で書いていたことに、自分事ながら深すぎる。と思わずツッコミを入れたくなりました。
つまり、言葉とは、音であり空間に漂う振動のようなもの。
それ自体に価値はないし、何にもならない。
ただし、私たちは、共有認識で一つの言葉を抽象的にカテゴライズして、
意味を理解している。
例えば、ありがとう、とか。
ありがとう。という音の揺れには大した影響はないし価値を見出すことは難しい。
それが、一つの抽象的なカテゴライズをされた、ありがとう。にはとてもポジティブで意味が急に出る。
これが共通認識の力であり、言葉を発した当事者にもたらされるベネフィットなんだろうなと思う。空間に漂うありがとうの振動を心地よいものだと誰しもが思い、それが当事者にも影響するという意味です。
要所要所割愛しています。
精神的なことっていうよりかは、プロセスや概念を探求したい好奇心が強いのが私の特徴です。
少し、現代を鑑みてお話を続けます。
今や、手紙の文化は廃れ失われつつありますよね。
Twitterは140文字、インスタは写真が主なコンテンツ、TikTokは動画。YouTubeも然り。若者言葉と言われる言葉が多用され、もはや言語というものはどこにいくのか不明だと言わざるを得ません。
気持ちを言語化することも少しづつ減少されつつあり、
言葉を操る日本人は今後は少なくなっていくんだろうなと思っています。
まぁそれはそれでいいんですが、
I LOVE YOUという想いを、夏目漱石は、月が綺麗ですねと表現してますね。
これは、すごくいいなと個人的に思うんですよね。
情景や状況がわかるし、言葉のベネフィットが相当あるなって。
日本人は結構、言葉のベネフィットは受けられる性分だと思ってるんですが、まぁなかなか・・・今じゃ難しそうです。
言語をアートするはこういった背景を鑑みて、
私たちが取り組むべき一つのテーマになっています。
大切な人や、身近な人に対して言葉の表現をアート化する。
要するに、想いを残すということです。
こういった言葉を私たちは、一つの絵に変換し、一つの香りに変換します。
その世界観を一つのインテリアというカテゴリーに変換すること。
これが私たちが成し遂げたいミッションです。
前置きが長くなってしまったので本日はここまでとさせていただきます。
次回のアジェンダは、
・Prioriとはどういうインテリアになるの?
これについてお話しさせていただきます。
やっと本題です。
皆様の応援を心より感謝しお待ちしています。
宜しくお願いいたします。
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