Enfocus PitStop Pro 24.07 ：Action UPDATE に結構いいのあった。
windowsのofficeデータ入稿が90％以上を占める当社の製版業務では必須と言わざるを得ないAcrobatのプラグインPitStopですが、webに配布されているおまけ的なアクションファイルがあり、そこを久しぶりにチェックしてみたら、いつの間にかアプデされて凄くいいのがあったので取り上げてみます。
日本語ページも用意されていて内容は英語ページと同じでした。
PitStopのサブスク版
先日個人的にもPitStopのサブスク版を買ってみたんですが、SOFTWARE Tooで¥71,500 (税込)をカートに入れて進んでいくと、送られてくるメールでEnfocusの支払いサイト（英語表記）に進み、支払い336EUR＝54,022円 (税込)で決済されました。手順間違ってたのかなぁ…表示価格より安く買えちゃいました。
最初詐欺サイトに飛ばされたのかと思ってしまい超不安でしたが、使えてるし大丈夫そうです（汗）
因みに１年間のサブスクです。なので月4500円って事で、高いすね～TT
でも個人で買ったけど結局仕事でも使っちゃうし、もうこれは便利すぎるので手放せないです。
PitStopのお試し期間が１か月と結構長く使えるので、興味のある人は１か月十分使い込んでから買うという手もあります。私の場合はお試し版をインストールし、期限が来るちょっと前にライセンスIDを契約しました。
自宅のPCと会社のノートPCに入れてますが、同時に使う事は出来ませんので
使わない方を先にログアウトした後、使う方をアクティベートするやり方で使ってます。
塗り足しの追加 New（NuritashiNew.eal）
ダウンロードはこちら
用紙サイズを拡張して塗り足しを追加します。
画像はミラーリングします。（マスクのかけられた画像はマスクを拡張します。）【作成バージョン】PitStop Pro 2020 update 1
wordデータで塗り足しを自動で伸ばす作業が、今まではベクターしかできなかったのですが、このNewアクション、画像もミラーリングして伸ばしてくれます。絵柄によっては角度がおかしいと思うかも知れませんが、断裁してしまえばそれほど目立たないし、白が出てしまうよりは全然マシです。
他にも…
色数のチェック – MK（Irokazu_MK.eal）
ダウンロードはこちら
PDFにM版とK版以外のカラーが使用されていないかチェックします。
ティントが0%のカラーと特色「All」（レジストレーションカラー）は無視します。設定を変更すれば、他のカラー版の組み合わせにも対応できます。
---------------------------------------------------------------------------------
😘これ2色データのチェックに使えますね。分版プレビューだと薄い掛け合わせとか見逃すんですよね。数百ページあると目視は大変です。
総インキ量の調整（InkCoverageModify.eal）
ダウンロードはこちら
デバイスリンクプロファイルを適用して、総インキ量を340%以下に調整します。PitStopに搭載されている多くのデバイスリンクプロファイルから最適なものを選択できます。
任意のデバイスリンクプロファイルを選択することもできます。
-----------------------------------------------------------------------------------
😘今メインはUV機なので使う頻度はそう多くありませんが、油性を使う仕事の場合、これあった方がいいです。印刷機手配する生産管理は現場オペレータに伝えとかないとダメですね。あとUVでも厚物で折加工ある場合はやっといた方がいいです。インキ割れるので。
0x0mmのテキストを削除（Delete0x0Text.eal）
ダウンロードはこちら
幅0mm、高さ0mmのテキストを削除します。
Office製品などで入力されたスペースがPDF変換後に0x0mmのテキストになり、印刷時に問題になる場合があります。
😘wordデータからPDF変換すると0x0mmのテキストってやつが必ずって程できます。イラレで言う孤立点。顧客からRGBのPDF入稿で印刷してくれというパターンが良くありますが、CMYKへの変換も同時に行えるためx1aにフィックスしてしまう事が多いのですが、孤立点があるとx1aにフィックスできません。(x4には出来る）そんな時これ使えますね。因みに私は一度x1aにフィックス失敗したあとx4に再フィックスして下版してますが（笑）