【⑤瀬戸内さざなみ線の章】福岡〜江田島(広島)、そして和歌山へ下道880kmドライブ
江田島の息子の宿舎を出たのは、8/17の午後2時半ぐらいだったと思う。
海上自衛隊第一術科学校から、次の経由地「道の駅たけはら」まで、71kmある。けっこうな距離があるので、念のため、第二音戸大橋西詰めの「ひまねきテラス」(広島県呉市)にもう一度立ち寄った。
「ひまねきテラス」でトイレ休憩のあと、あらためて東へとドライブをつづける。ひたすら、瀬戸内海沿いの道、国道185号線を走っていく。国道185号線は、「瀬戸内さざなみ線」の愛称のあるJR呉線と並行するように走っている。進行方向右手に瀬戸内の海とたくさんの大小の島々の風景を見ながら、海岸沿いの道を走ること、約50kmで、広島県竹原市に入る。
■経由地7
「道の駅・たけはら」(広島県竹原市)
8/17 午後4:20ごろ通過
トイレ休憩のあと、15分ほど仮眠をとったと思う。
後で調べてわかったのだが、竹原市は「安芸の小京都」と呼ばれるのだそうだ。「竹原町並み保存地区」という見どころがあって、「道の駅・たけはら」から徒歩でも十分行ける場所にあることを、福岡に戻ってからだいぶ経ったあとで知った。次回この地に訪れるときには、「竹原町並み保存地区」、絶対に立ち寄らなければ。
「道の駅・たけはら」から三原市に出るには、山沿いの県道75号線を抜けるコースのほうが距離的には近いのだが、わたしは、この瀬戸内海沿いの道が妙に気に入ってしまい、つづけて国道185号線を走っていくことにした。さらに瀬戸内の海を右に眺めつつ、三原市に向かうこと、約30km。
■経由地8
「道の駅・みはら神明の里」(広島県三原市)
8/17 午後5:10ごろ通過
ここで尾道在住の旧友Y君に電話してみる。「道の駅・みはら」まで来ていることを告げると、待ち合わせ場所と道順をざっと説明してくれた。
「道の駅・みはら神明の里」から尾道市のY君宅まで、あと9kmに満たない道を下っていく。
Y君の自宅近くのファミリーマートで待ち合わせた。
ファミリーマートに着いたと電話すると、Y君は奥さんと共に、すぐに来てくれた。
Y君と奥さんに最後に会ったのは、20年以上前、わたしの熊本の実家にY君が遊びに来たとき以来だった。20年間欠かすことなく、毎年、わたしに年賀状を送ってくれている、大事な友達だ。
その晩は、「古民家を予約してるので、4人でそこに泊まろう」ということになって、まずその古民家に荷物を置いたあと、寿司屋さんに連れていってくれた。
その晩は、ずっとこれまでのよもやま話を夜通ししながら、座敷に4人分の布団を敷いて、4人いっしょに休んだ。
つづきは、また明日。