【帰路】福岡から横浜へ、下道1200㎞ドライブ(伯耆路の章)
「コナン通り」(鳥取県北栄町)を後にして、さらに西へ向かう。
ここはすでに旧伯耆国(ほうきのくに)。
よく調べてみると、「道の駅・はわい」のある湯梨浜町は、東伯郡に属するので、実は「伯耆路」はすでに、前章からはじまっている。ちょっと、このあたりの境目は、鳥取県外人のわたしには、はっきりしておらず、おかしな区切り方になってしまった。往路と同じく「鳥取路」でまとめてしまったほうが、やっぱりよかったかな…
まあ、ともかく、「コナン通り」から次の経由地「道の駅・琴の浦」まで、わずか10kmほど。しかも、鳥取県内の高速道路(山陰自動車道)は、米子西インターまで全線無料! これは当然、ありがたく山陰自動車道を使わせていただく。
■経由地5■
鳥取県琴浦町「道の駅・琴の浦」
ここには、午前9時50分ごろ到着。
この道の駅は、山陰自動車道のPA、「琴浦パーキングエリア」を兼ねている。
道の駅・琴の浦の「物産館ことうら」。琴浦町内の海産物・農畜産物が売られている。
「琴浦うまいもんや」。レストランや土産物が豊富にあった。
この道の駅からの日本海の眺めもすばらしかった。
道の駅・琴の浦を出て、さらに西に行くこと、約16km。
■経由地6■
鳥取県大山町「道の駅・大山恵みの里」
ここに着いたのは、午前10時15分ごろだった。
標高1729mの、山陰一の山、"伯耆富士"とも呼ばれる、大山(だいせん)を真南に望む道の駅。
しかし、この日も、霧が深く、大山はまったく見えず。
わたしが大山を自分の目で拝めるのは、2019年、仕事で香港のご一家を大山寺に案内する日まで待たねばならなかった。しかし、まさか今回の下道ドライブの体験が、仕事(わたしの本業はタクシー乗務。インバウンドの貸切乗務をすることも少なからずある)に役立つことになろうとは、このときには想像もできなかった。
道の駅・大山恵みの里。前の道の駅・琴の浦と比べると、こぢんまりした道の駅。
大山(だいせん)を望もうとするが、ご覧のとおり、霧と雲に隠れて、まったく見えず。
「道の駅・大山恵みの里」を離れ、山陰自動車道をさらに西へ向かう。
無料区間の最後のインター、米子西インターで山陰自動車道を降りて、米子市を過ぎると、どじょうすくいの街、島根県安来市に入る。
つづきは、また次回に。