LOFT
いつもお世話になっております、ヨシダワタルです。
V.A『拝啓、現場より。』の発売に先駆けて始めたこの連載企画『#ゲンバを記す』も、今回の記事を入れて残すところあと4回となりました。
いつもご購読してくれる方、そして今回から読み始めてくれる方。まずは見つけてくれてありがとうございます。
この連載企画のキッカケとなったCDは下記リンク先よりご購入出来ますので、是非チェックお願い致します。
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さて、今回で18本目となる連載です。
最後までご購読よろしくお願い致します。
また是非フォローもよろしくお願い致します。
18. LOFT(太田)
北海道、神戸、新潟と...各地より2バンドの参加してもらっているところに、更に群馬も追加です。
1つ目は高崎をホームとするFORMALIN
そしてもう一つが群馬県は太田市を拠点に活動中のLOFTです。なんと、彼らは今年の3月に全員が高校を卒業したばかりなのです。
FORMALINの記事の中でも書きましたが、全国有数の"音楽の郷"である群馬の底力を感じさせるかの様な思いです。
日本語ロックをベースに、時にメロディック、時にそのままロックに彩られる彼らの楽曲たちには目を見張るものがあります。
確かにまだ様々な面において、伸びが必要な要素が多々ありますが...コチラをご覧頂きたいです。
オムニバスに収録している、彼らの曲がコチラです。
名曲の匂いしかしなくないですか、コレ。
しっかりと耳と心に残るフレーズとメロディーラインに絶妙なキャッチー感と哀愁感を読み取ることができ、まだ十代を駆け抜けている途中である彼らの思いの丈を描いた様な詞の世界感。
バンドのイメージと、実際彼らを取り巻く環境と容易にリンクできるんです。
「グンマー帝国」といじられがちな群馬県ですが、ハッキリ言ってしまえばそこは田舎です。その中で何かその胸に宿すアツく、どうしようもない気持ちをそのまま空を優雅に自由に飛び交う"グライダー"に投影して。
これからどうなっていくのだろうか、いやこうしたい。でも...いや、強い気持ちを!...と、言った様な誰しもが一度は経験し所有するであろう、10代の頃に持っていたはずの行き場のない焦燥感と、期待感。
田舎に生きる少年の、純粋無垢な思いをそのままバンドに変えたかの様な...そう、Motto Pogと同じ様な空気感を感じたんです。
そんな表現を、今この若さ出来るという事は、今の時点で少なくともセンスを持ち合わせているんだと思っています。
僕個人の考えですが、技術は磨けば付いてくるけど、なかなかセンスは養うことが難しいし、努力で身に付けられるものではありません。
若くしてそのセンスを持ち合わせる、全国有数の「音楽の郷」より生え出した芽を是非あなたと一緒に育てていきたいです。
LOFTも、5月に開催予定でした『雲泥』に出演予定でありました。(フライヤーには記載がありませんが。)
今、新型コロナウイルスが蔓延る世界の中で、しっかりと出会った皆様を通じて、力を共感を合わせて、未来あるバンドたちの姿を維持できる様に努めたいと思わせてくれるバンドです。
最後までご購読頂き、ありがとうございました。
次回はureiの記事でお会いしましょう。
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ヨシダワタル