PieceCHECK(2023-92) 2004年 東京大学 領域と最大・最小
いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。KATSUYAです。
【お知らせ】数III「積分法(グラフ編)」リリース!(23/12/13)
ほぼ全分野の執筆が完了しました。単元自体を未習の方も、本シリーズで最初から体系的に高校数学を学べます。
そして、学習後の到達レベルは「難関大入試合格最低点レベル」です!
今回の問題
YouTube動画をUPしました。今回は、2004年の東京大学から、領域と最大・最小の問題です。
https://youtu.be/yrHtSrdaDGA
思考時間は約10分、目標解答時間はそこから約20分です。
解説・原則など
領域と最大・最小の問題で、放物線に定数$${a}$$が入っているタイプです。
まずは原則をおさらいしておきましょう。今回は問題文にも書いてありますが、不等式条件下での最大・最小は領域図示が原則。
そして、求めたい式も$${=k}$$とでもおいて、こちらもグラフに載せて視覚化します。
今回は境界線に曲線が入っているので、最大と最小の候補が交点(頂点)だけではなくなります。
今回は、$${a}$$の値によって、この頂点か接点かが変わりますので、場合分けが必要なわけです。それが本問を難しくしています。その時の場合分けの境目は、両者がかぶるとき。すなわち、頂点が接点にもなるときです。
これをおさえておくと、場合分けの境目が分かります。場合分けにおいて最も大切なことは、境目が分かることです。これが分かれば、あとは落ち着いて極端な例を書いてみれば(aがめっちゃ小さい場合か、めっちゃ大きい場合とか)、どっちのときに最小になるかは、ある程度グラフで分かります。詳細は動画か下の画像でご覧ください。
検算として、境目の値で一致することを確認しておくと安心できるでしょう。緊張する本番でこそ、検算による確認は大きな精神安定剤になります。
1.解けた人・・・今後の勉強はじっくり演習をしましょう。
2.解けなくて原則を知っていた人・・・拙著『Principle Piece』シリーズで該当するページを熟読し(詳細が書いてあります)、入試演習用の問題集で思考時間を長くする演習をしましょう。
3.解けなくて原則も知らなかった人・・・原則集めからやる必要があります。拙著『Principle Piece』シリーズのような原則習得タイプの問題集で演習しましょう。
関連する拙著『Principle Piece』シリーズ
Principle Piece シリーズは、出来あがった答案からは見えない部分を「Principle(原則)」を紹介しながら解説していくことで、「なぜそれが思い浮かぶのか」「なぜ解答の1行目がそれになるのか」が分かることを意識して書き上げた参考書です。
大手ネットショップBASEでも、デジタルコンテンツとして販売しています。
解答
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