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女性の貧困と、自分たちの生活や未来を守るためにできること

こんにちは!プリンセススクゥエアーの笠原です。

最近こんなニュースを見かけました。

コロナでの経済抑制の影響を、女性が被っているという記事です。


女性の不安定な雇用


そもそも女性は非正規雇用・低賃金に陥ることが多いです。
2020年の調査では、男性の22.3%、女性の56.4%が非正規雇用という結果が出ています。(非正規とは、パート・アルバイト、労働者派遣事業所の派遣社員、契約社員・嘱託などを含みます。)

また、フリーランスにも女性が男性より多いということがわかっています。

つまり、女性はどうしても不安定な雇用形態になる割合が高く、今回のコロナウィルス流行による経済抑制や不況などのタイミングで「ワリを食いやすい」状況に置かれているのです。特に、コロナ禍の中では保育園の休園などのために仕事を辞めざるをえなかったシングルマザーが、その後うまく仕事が見つかっていないという話も見聞きします。


心配される、女性同士のカップルの暮らし


LGBTsの都内中古マンション購入を支援している弊社として気になっているのは、女性同士のカップルの暮らしが、この1〜2年でかなり厳しくなったのではないかということです。

上記のように雇用形態が不安定な女性が多い一方、正規の職員であってもいまだに日本では男女の賃金格差が大きく、女性同士のカップルは貧困に追い込まれやすいという現状があります。また、ただでさえ就職にハードルがあり、仕事が見つかりにくいトランスジェンダーの方の状況も心配です。

仕事に困らず、安心して暮らせる社会が早く戻ってきて欲しいと切に願いますし、それまでの間をつなぐために、ぜひ政府も支援を頑張って欲しいと感じます。


私たちが変えていかなければならないこと


こういった状況を変えていくには、政治を変えることや、企業を変えることが必要です。また、家庭や個人から変えていくことも必要です。多くの制度や仕組みが「女性は家庭運営や育児の担い手で、多少お給料が低くても旦那さんが稼ぐから大丈夫だろう」という考えのもとで作られています。保育士や栄養士などのいわゆる「女性職種」の賃金が低いのも、そういった考え方が根底にあるのではないかと思います。

だからこそ、「女性だって家庭の重要な稼ぎ手の一つです」「キャリアを継続することはとても大事なこと。働き続けやすい仕組みを整えて」「女性の賃金が低いのはおかしい!」と企業や政治に訴えていくことは、とても大事なことです。

一方で、残念ながらそういった仕組みはすぐには変わりません。私たちが自分たちの生活や未来を自分自身で守っていくためには、キャリアを築き、よりよい収入や安定した雇用が得られるように努力し続けること、何かあったときのためにコツコツお金を貯めておくことや、不動産や投資信託などで資産を作っていくことも重要です。

過去に投稿した、「資産形成」や「キャリアアップ」についての記事も以下のマガジンにまとめています。よかったらぜひ、覗いてみてください。

元々、シングルマザーや単身女性の住宅購入支援をしてきた弊社だからこそ、「仕組みを変えて欲しい!」と言い続けるとともに、自分たちの家計を自分で守りたいと思う方の参考になるような発信をしていきたいと思います。


LGBTsの都内中古マンション購入はプリンセススクゥエアーへ!
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HP : https://www.lgbt-mansion.com/
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