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誰しも、自分らしく生きて、自分のことを話す権利を持っている
こんにちは!プリンセススクゥエアーの笠原です。
尼崎市で、しつこく恋人がいるのかと市民に聞かれた職員が両性愛者であることをカミングアウトをしたところ、市民から不快感を示され、上司からカミングアウトをしないように指導をうけたという事件が少し前にニュースになっていました。
この職員の方は、依願退職をするに至ってしまったとのこと。悲しい事件です。
仕事と性的指向は関係ない?
仕事の場面でカミングアウトをすると、「仕事と誰を好きになるかは関係ないでしょ」と言われることがあります。ですが、実際はかなり関係していると感じます。
仕事の中の雑談で「恋人はいるのか? パートナーはいるのか?」と取引先や同僚に聞かれることって、実はたくさんあります。直接的にそう聞かれなくても「週末はなにしてたの?」「家ではご飯を作る方?」そんな何気ない会話の中でも、パートナーの存在を隠さなければならないことがあります。
だから、「仕事をする上でカミングアウトしないでいること」がストレスになることも多々あります。
当事者であることがメリットになる場合も
逆に、カミングアウトして仕事をすることで、多様な視点を仕事に生かすことができ、職場に感謝されることもあるのではないでしょうか。
また、私たちも「マンション購入をサポートする」立場として、お客様へのカミングアウトをもちろん強制はできないのですが、その方が「誰と、どのように暮らしているのか」を知ることができたほうが最適な住宅を提案できます。お客様に「いい決断」をしていただくと、そのお客様が別のお客様を連れてきてくださることもあります。
「サービスをする立場」になった時、できればカミングアウトしにくい状況にしてしまうことは避けたいです。そう思うと、メンバーに当事者がいてくれて、当事者視点でものごとを言ってもらえることはとてもありがたいことです。
こういったことを考え合わせると、「仕事とLGBTsであることは関係ない」とは、とても言い切れないと思います。
LGBTsであることは「隠すべきこと」なのか
また、今回の事件では、「人と違うジェンダー、セクシャリティ」について「隠すべきもの」として扱ってしまったことが問題であるとも思います。同性を好きになることって、恥ずかしいことでもなんでもないはずですよね。
よくよく考えてみれば、異性愛者の方の多くは、「常にカミングアウトをしている」状態ですよね。結婚していること、お子さんがいることを、隠す必要がなく、普通に会話の中で開示しています。
だからLGBTsの人に限って、「仕事に差し障るからプライベートのことを話してはいけない」と言うのって、おかしなことだと思うのです。
誰もが、自分らしく生きて、自分のことを話せるように
自分のことを話したい、わかってほしいという気持ちは、人が皆もつ、当然の気持ちです。嘘をついたり隠したりすることに後ろめたさを感じるのもそうです。
だから、だれもが自分らしく生きられる社会の第一歩は、誰もが安心して、自分自身のことを、話したいと思った時に話せることなのではないでしょうか。
また、一方で、カミングアウトを強制されることもあってはいけません。自分のことを言わない権利もあります。
人はだれしも、「言う権利」も「言わない権利」も持っている。
そのことを決して忘れずに、人とコミュニケーションをとっていきたいものです。
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