効率の話
ポイ活における効率の話をする前に、まず「効率」という言葉について考えよう
なぜ「効率」が大事なのか
限られたリソースを適切に使うため
人間に与えられた「24時間」とか
自分の家の「空間」みたいなのは
基本的に何も無い状態から上限値を増やせないので
この与えられたリソースを適切に配分して物事に対処する必要がある
時間の上限は増やせないが、タイパを重視することで
「自分が一日に使える時間を擬似的に増やせる」ので
ある意味では「時間を増やす行為」とも言える
日常への応用
あれだね
嫁さんに洗い物任せて手洗いさせて20分より、食洗機買って10分程度にすれば
その1回だと10分程度の節約で、食洗機(おおよそ2万程度に見繕うか)のコストに見合わない気がするが
これ、当然毎日使うもので、30日も使えば300分の節約
1年もすれば4200分の節約になる
時間にしておおよそ70時間の節約になる
70時間を時給換算で1000円とすると、7万円稼げるから、トータルでお釣りがでるんですよ
別に働かなくても漫画みたりヨガしたりポイ活してもいいんだけど
(個人的にはポイ活のアンケートで小銭稼いで子ネギ育てたり酒飲むのがオススメ)
どちらにせよ、70時間も「洗い物の苦痛から開放」されるのは
夫婦円満の観点から言うと、間違いなく「好循環」なわけで
特に家事とか基本的に「めんどくさいだけ」なんで
金の力でどんどん時短したほうがいいんですよね
基本的に消費者金融で金借りるやつはバカと思ってるんですけど
家事の効率化のための資金を前借りするという使い方なら
有りだとは思う(ちゃんと利息含めて返せよと思うが)
効率の種類
世間一般的な定義として4つある
コスパ
みんなご存知「コストパフォーマンス」の略称
「価格に対してお得か」という判断になる
同じストゼロ500mlでも148円と170円の物
どっちが「コスパがいいか」というと、間違いなく148円のほうである
基本的な求め方は
「内容量 ÷ 価格 = 値」で算出される
この値が大きいほど「コスパがいい」となる
基本的にはないのだが
「500mlより350ml買ったほうがコスパがいい」みたいな事は
理論上ありえたりするので、買い物するならこのへんは頭にいれておきたい
タイパ
タイムパフォーマンスの略
令和になって「Z世代で流行りだしてる」とか言い出してるが
お姫様がネトゲやってた頃(2000年ぐらい)は
ラグナロクオンラインで「効率厨」って言葉があってだな…
考え出すと難しいが例え話として
1秒で100円を生み出せるビル・ゲイツみたいな人間が
1円玉を落としたとして、それを拾うより無視したほうが
拾う時間3秒=(300円)を無駄にしないからタイパがいいとか
そういう話になる
有名な話だとリンカーンかなんかの斧の話で
木を切るのに研いでない斧を8時間打ち続けるより
5時間研いで、1時間で切るほうが2時間浮くから
これも「タイパがいい行為」になるだろう
カロパ
これもなんか最近出てきてるが、カロリーパフォーマンスの略
「払った値段に対してどれだけカロリーが取れるか」という
デブが好きそうな理論である
お姫様も少食なせいで食品摂取量が少ないから
気にせざるを得ないが、こればっか考えた結果が
「菓子パンばっかり食う不健康なガキ」製造につながるので
カロリーだけに適用せず、他の栄養素にも適用したほうがいい理論
考え方としては「コスパ」が「内容量に対する効率」なら
カロパは「食品の特定栄養素に対する効率」と考えるのが妥当か
スペパ
スペースパフォーマンス 最近出てきた感じあるけど
これは #ミニマリスト とかが昔から気にしてた理論ではある
(というより、ミニマリストも有る種の効率重視人間ではある)
概念としては「その物質が占有するスペースに対して、どれだけの仕事量を出してくれるか」という形で
仕事の評価は人によって変わったりするが
ようするに「省スペースで色々やってくれればスペパいいよね」って話になる
効率の決め方
中央値を決める
効率的かどうかを決める上で、判断基準として必要なのは
「何が普通なのか」をまず定義しないといけない
普通を決める事で
絶対やるべき>できればやれ>[普通]>最悪やらなくていい>やる価値がない
こういう基準が出来てくるので、この基準に従って物事を進めていけばいい
普通の決め方
2種類ある
・多いパターンから決める
普遍的に多いパターンから決める
たとえば、30秒の広告の視聴で0.5円分の金が貰えるパターンが多い場合
思考停止で、こいつを「普通」と決めるとかでいい
・平均値から決める
考えうるすべてのパターンの値 ÷ 考えうるすべてのパターンの数
これにより「そのパターンを行う平均値」が出せる
・どっちがいいの?
このへんは「個人の主観でいい」よ 基本
練習問題
ある人が「家の近くのガソリンスタンドより1時間走らせたガソリンスタンドのほうがリットル当たり2円安いからお得」と言ってました
これは本当に「効率的」な考え方でしょうか?
おまけ(効率厨という文化)
昔々、ラグナロクオンラインには「時給」という概念があったのじゃ
…じゃ表現もめんどくせーから普通に話す
わらわはのじゃロリではないぞい
あのゲーム、淡々と自キャラをクリックやキーボードで操作して
画面に映る敵をしばき倒すゲームなんだけど
そういうことをやってると、だんたん「1時間のうちに得られる平均的な経験値」ってのが求められてくるわけだ
で、そうなると当然「時給」という概念が生まれてくる
給料ではない(モンスターから売却アイテムドロップするから、それは給料ともとれるか)が、「1時間あたりに得られる経験値」って概念が生まれる
で、そのゲームの狩り場(ステージ)および狩り方によって
その値は変わってくると、当然生まれてくるのが
「効率のためなら手段を選ばない、人の気持ちを毀損しても厭わない」
「効率厨」って生き物が生まれるわけだ
効率という概念は令和のZ世代から生まれたみたいな風潮だが
おじさんが2000年の小学校5年か6年の頃から、すでにそういう概念があったぞ
ちなみに、この概念はラグナロクオンラインだけでなく
当時のメイプルストーリーでも発生していた
特にメイプルストーリーは「誰がその狩り場を先に使ってたか」っていう「占有権」みたいな文化があって、なかなかめんどくさいゲームだったぜ
PS.「自動芋」とか懐かしいよな
+PS.おじさんは「盗賊」→「ローグ」でモンスターへの窃盗家業を楽しんでいた
さらにPS.「昔は◎◎」とか言い出したらおじさんの始まり
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