見出し画像

私は「私の人生」の主人公。-お祝いへの情熱-

こんにちは、ぷりもえです。

長らくnoteを更新していませんでしたが、
最近目まぐるしく自分の環境が変わったので、ご報告しようと思います。

自分のお祝いに対する想いものせながら書き記すため、少々暑苦しい部分もあるかもしれませんが、ぜひぷりもえになったつもりで軽やかに楽しんでいただけたら嬉しいです。

私の大好きな景色

画像1

画像8

画像2

画像3

画像4

※オフラインの大型イベントは全て2019年、少人数イベントは緊急事態宣言以前で行ったものです。

あ〜、今思い出しても幸せすぎて、涙が出てしまうような瞬間の切り取り。

「人の節目を最大限に表現すること」

ここ2年ほど、私が情熱を燃やしてきた(いる)ことです。

上の写真はどれも、誰かの節目のお祝いです。

時には、誕生日。
時には、卒業式。
時には、記念日…。

どれも、“主役”がいること

特定の誰かのパーソナリティ、人生にとことん向き合って表現する時間に、私は人生を変えてしまうくらいの、とてつもない可能性を感じています。

人生が変わる瞬間

ここでいう「人生が変わる」とは、「人生の解釈が変わる」ことです。

人生の解釈が変わるとは、

(1)今まで生きてきた人生の苦しい経験すらも、ポジティブに解釈できるようになること。
(2)漫画の主人公のように「紛れもなく素晴らしい“自分”の人生を歩んでいる。自分は、自分の人生の主人公だ!」と胸を張れること。
(3)今後の人生により活気や希望が持てること。

1.自分の人生が変わった

このように思ったのは、
私自身が、人生が変わるほどの瞬間を体験したからです。

それは、アカペラサークルの追いコンの時でした。
卒業生は、一人ずつサークル員の前でスピーチをする個人の時間が設けられていました。そして卒業生には、思い出の深い後輩が代表して一人ずつ送辞を述べることになっていました。

私の番。私の送辞は、サークルの役職の後任の女の子がやってくれました。
その時の言葉が、私の人生の解釈を変えました。

「ぷりもえさんは居場所をくれる人」

たったワンフレーズ。人生が変わったんです。

サークル生活において、私はアカペラで日の目は浴びませんでした。

ただ自分の個性を受け入れてくれたみんなが大好きで、がむしゃらに働き続けた三田祭係代表。ディズニーを通してサークル内での交流を増やしたり、勇気を出して久しぶりにサークルに顔を出した人に声をかけたり。

さらに遡れば、中高時代のいじめがきっかけでついた、大嫌いだった「人の顔色を伺う癖」すらも。

時には苦しいとさえ思っていたサークル人生が、実は誰かのために役に立っていたり、自分の想いや愛に気づいてもらえていたということが、彼女の言葉には詰まっていました。

その瞬間に、
なんだ、私かっこいいじゃん」って素直に思いました。笑

今までの人生が肯定的な解釈に変わることで、自分に自信が持つことできるようになって、未来がパッと明るくなったのを覚えています。


2.人の人生が変わった

それから、私は運よく(?)留年というモラトリアム期を過ごします。

自分の可能性や、生き生きする瞬間に、とにかくフッ軽に取り掛かりました。

そこで、見つけた、誰かの人生を変える瞬間。
そして、自分自身も本気になれて、情熱を注げて、何より幸せなもの。
それが、「節目のお祝い」でした。

この話をするのは照れくさいのですが、大切な原点なので、記します。

210301_冊子

これは、私のパートナーの誕生日に作った冊子です。
私のパートナーは、とにかく力強く、仕事もプライベートも自分の信念に真っ直ぐな人で、それゆえにもがき、絶対に諦めない!心から応援したくなるような、素敵な人です。

当時も彼の頑張っている姿を見ていて、何かできることはないか考えていました。

普通にプレゼントを買ったり、ディナーを食べたりするだけでも良かったのですが、頑張る姿に自分も勇気をもらっていたことから、何か特別なことがしたかったんです。

忙しなく日々を過ごしていると、自分が与えていた影響や、逆に自分のもらったものに気付きにくくなる。誰よりも突き抜けるから、誰よりも苦しさと戦っている。当時、そんな彼を見ていて、少しでも彼の気持ちが綻んで、心も元気に満ち溢れるようなものが送りたいと考えていました。

そこで、企画したのが、彼の仕事の活躍をまとめた冊子。
数字であらわれる活躍ではなく、彼が仕事を通してたくさんの人の人生の糧となってきて、愛され、応援されていることがたくさん詰まった冊子でした。

内容はもちろん、色、デザイン、伝え方…などなど、その人“らしさ”にとことん向き合って分析して考え抜くことはとっても大変だってけど、その先にある、幸せな空間を思い浮かべたらなんでも挑戦できました。(このとき、初めてillustratorを触りました)

そして誕生日当日。
ディナーを終えたあと、親友が家にいるサプライズから、いよいよ冊子のプレゼントをしました。

「今までもらったプレゼントで一番嬉しい」
「こんなに、俺頑張ってきたんだ…!」
「これがあったら、仕事もっと頑張れる!!」

彼はひたすらその冊子を読み込みます。
そして上の言葉を繰り返します。
幸せそうな彼をみて、また、親友たちも幸せに満ち溢れています。
もちろん、私も。

そのとき、「そうそう、この景色。私はこの景色のために生きていた」と心から思いました。

さっき、記した人生の解釈が変わること

(1)今まで生きてきた人生の苦しい経験すらも、ポジティブに解釈できるようになること。
(2)漫画の主人公のように「紛れもなく素晴らしい“自分”の人生を歩んでいる。自分は、自分の人生の主人公だ!」と胸を張れること。
(3)今後の人生により活気や希望が持てること。

が、詰まった瞬間でした。
そして何より、それが周り人の心にも広がっていくことがとても美しかった。今、思い出しても感動で、ここから私は節目のお祝いにやみつきになってしまったんだと思います。

私は、この瞬間に、人生を変えるほどの力があると確信しました。

210301_誕生日

人生を変える必要な条件

今まで、具体的な体験のお話をしてきましたが、そんな体験から導き出したことがあります。

人生を変えるほどの節目をつくる最大の条件は、「愛」です。

すごい臭いことをいいますが、人が前向きになれるきっかけはいつだって「愛」だと思っています。

人は一人では生きていけない。だから家族や恋人や、仲間がいる。
でも時に、一人で生きていると錯覚して、ふとした時に虚しくなってしまうことがある。頭で整理できていても、感情や精神がついていかない。

でも、本当は、人はたくさん愛を与えているし、逆にもらっているんです。

私は、それを最大限に表現できるような、きっかけを作りたい。それが、「節目のお祝い」ですね。

その表現を最大化させる条件を私なりに考えたものがあります。

それが、

(1)スポットライト
(2)その人”らしさ”の追求
(3)美しさ・統一感

の3条件です。

(1)スポットライト

主役は特定の誰か(複数いることもありますが基本一人)です。参加者全員向けのイベントではないということです。

その人の人生にフォーカスするイベントであること。
”one of them”ではなく、その人が”only one”であること。

その人ならではのものを作ることで、その人を思う人たちも心が豊かになっていく姿をたくさん見てきました。

(2)その人”らしさ”の追求

もう一つ、大切なのは、その人”らしさ”をとことん追求し、考え抜くことだと思います。

ただ、誕生日会をやるのなら、バースデーケーキを用意してプレゼントを渡すだけでもいいかもしれない。

でも人生の解釈を変えるほどの節目は、そうも行きません。

ここが面白いところで、人によって愛の感じ方、伝わり方が違う。
だから、どんな言葉で、どんな角度から表現すれば、その人に伝わるのか。

それを探るためには、喜怒哀楽がどんな状況で顕著に見られるのか、今どんな状況に立っているのか、どんな人生を歩んできたのかなどなど、とことんその人の人生とパーソナリティについて分析と研究をする必要があります。

スクリーンショット 2021-03-01 22.04.11

(↑お祝いを企画するときに使う主役情報シート 通称「Happiness Sheet」)

(3)美しさ・統一感

最後は、見た目の美しさや統一感です。
その人のイベントが、ガチャガチャまとまりのないものになっていたら伝わるものも伝わりません。

その人へのメッセージを根拠づけるには、一瞬の隙も見せないこと。細部へのこだわりが鍵を握ると考えています。

プランの流れを綺麗にしたり、ストーリーを持たせたり。
そして、見た目の美しさ、デザインを整えることで、感動を後押しする。

そしてこれがとても難しく、でもここを表現できるようになるともっと意味のある節目になると確信している部分です。(今の私の選択に直結しています)


この3つが完璧に揃った時、人生の解釈が変わるほどの節目が表現できると思っています。既存のサービスでは、結婚式がそれですね。

これからまた、どんどんお祝いの解像度が上がって、新しい視点が出るかもしれないですが、とにかく幸せが連鎖する景色に魂を燃やしていきたいです。

現在と今後について

こんなに節目のお祝いについての熱い思いを書き記したんだから、やっぱりブライダル業界ですか?という声が聞こえてきますが、違います。

当初はブライダル業界の会社に内定をもらっていたり、インターンをしていたりしたのですが、コロナウイルスの脅威などで、シビアな状況になっており、すぐその業界に入ることは諦めました。

実は現在、Go Visions株式会社という、非認知能力の教育系ベンチャーで絶賛デザイナーを中心に活動をしております。子どもの好奇心やソウゾウ力を育むサービスを展開しています。

出会いは、そこに関わる友人の紹介で、最初はずっとコミットすることを考えていなかったです。でも、当時お祝いを作る中で美しさの表現に限界があると感じており、デザインでの表現のスキルを伸ばしたい、引き出しを広げたいと強く思っていました。そこで、デザインチームに入れてもらい、プロの方と一緒にお仕事をさせていただく中で、自分の成長角度がえげつないことになっていると感じました。何より楽しかったし、ここで挑戦することで学び、スキルを身につけよう!と思いました。

もちろん、お祝いの活動"Happiness Producer”は続けています。生きがいですからね!

2020年のHappiness Producerとしての活動は、なんと15件。
1ヶ月に1回以上節目を作っている計算になります。

(2021年になってからは今日までで2件)

今はまだ既存の自分のコミュニティに止まっていますが、これからは、どんどん幅を広げて活動していきたいと思っています。InstagramやTwitterも更新していこうと思います。これからのHappiness Producerの活動も、楽しみにしていてください!

(大切なひとの大切な日をお祝いしたい時は、ぜひご相談ください!)

ブライダル業界への夢は、すぐには叶いませんでしたが、生涯諦めたわけではありません。でもいつか、コロナにも負けないくらいの力をつけて舞い戻ってきたいと思います。どこかに就職するのか、会社を立ち上げるのか、個人で活動するのかはまだ模索中です。

今は、Go Visionsで楽しく、素早くレベルアップする私と、Happiness Producerとして人の節目を祝い幸せな景色を作り続ける私を応援してくれたら嬉しいです!

最後に

さて、この記事で、お祝いにおける原点や想い、現状報告をさせていただきました。

自分の人生全体で言えば、”らしさ”全開で生きていきたい

その途中では、楽しいことやワクワクすることもたくさん、反対に苦しいこと、悲しいこともたくさん。もがいたり悩んだりするかもしれませんが、誰に笑われたって、自分こそ「私は『私の人生』の主人公」だと言える自分であり続けたいと思います。

これからもよろしくお願いいたします!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?