可愛いトイプードルのアメリちゃんは、8年間も繁殖犬だったのです
京都のマミさんが、愛犬アメリちゃんの写真を送ってくれました(見出しの写真)
毎日、アメリちゃんと鴨川沿いを散歩しながら、時々はカフェで寛ぐそうです。なんて素敵な暮らしでしょう。
可愛いトイプードルのアメリちゃんと並んでテーブルにつくマミさん。
絵になるわね~。
マミさんは珈琲。アメリちゃんはお水。ちゃんとテーブルにセットされているのが素敵。
優しいお店のかたね。
ふたりで京都の鴨川の景色をのんびり眺めるのね。。なんて幸せな時間。
2年前に、マミさんから「犬を飼おうか悩んでいる」と相談された時には、私は大賛成して、強く強く薦めました。
マミさんは一人暮らし。
可愛い相棒がいたら、どんなに毎日が楽しく幸せになるかを力説しました。
私より一つ年上のマミさん。
最期まで面倒をみたいからと、8歳の保護犬のアメリちゃんを引き取ることになりました。
一目惚れだったそう。
アメリちゃんは、本当に賢くて、最初は恐々だったけど、すぐに懐いてくれたとか。
今はアメリちゃん中心の人生よ、毎日が幸せ。とマミさんが言っていました。本当に良かった、、
小さな生き物は天使そのものよね。
こんなに可愛いアメリちゃんなのに、8歳までは、人から愛されることもなく、散歩もしたことがなく、ただただ繁殖のためにケージに閉じ込められていたのです、、、
人間て、時として自分以外の生き物を自分と同じ生き物だと感じられなくなる動物なのですね。
身の回りの人間、動物、植物はもちろん、自転車やカバンや石や、、全てのものは波動を持ったエネルギーの固まりであるといいますよね。
厳密に言えば地球上のすべての物質は無機質であっても生きているのかもしれません。
それってまさにアミニズムの世界ですよね。。
高木先生がアミニズムについて書いていらしたのを思い出しました↓
アメリちゃんを繁殖犬として扱っていた人は、アメリちゃんを命ある同じ生物ではなく、モノとして見ていたのでしょう。
自分のまわりのひとつひとつを、命あるものとして愛でると、自分も愛でられて幸せになると思う。
まわりの命を、自分と同じ命として感じて慈しむ。
たとえ人形だって、お鍋だって、靴だって、大切に慈しめば、そこに命は生まれる気がします。
男性も、女性を同じ命ある生物として慈しみ、大切にすればするほど自分自身が幸せになってゆくと思うわ。
女性をモノとしてみて、大切にしない男性は絶対に不幸だわよね。
湧き出でる命の泉を自分で壊しているのだから、心は砂漠でしょうから。
もし、女性や男性の外見だけで差別をして虐めたりする人がいたら、その人もいつか自分が歳を取り外見が衰えたときに命を傷つけたことに気がつくかもしれません。
ワンコをモノとして見ていた人、アメリちゃんを繁殖犬としてだけに使った人の心は、その時期、きっと砂漠だったことでしょう。
もしかしたら今は後悔しているかもしれません。そう願います。
8年間、耐えて耐えて、マミさんに出会えて、アメリちゃん、ほんとうに良かったね。
アメリちゃんが愛されることなく繁殖犬としてだけ生きてきた8年間、マミさんも地獄のような苦しみを耐え抜いたきたのだもの。
マミさんの魂とアメリちゃんの魂は出逢うべくして一緒になったような気がします。
これからふたりの時間をたくさんたくさん楽しんでね。
マミさん、可愛いアメリちゃんの写真をありがとう。秋にはアメリちゃんにも会えるかな。
京都に行く日が楽しみです。
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