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昨日は一時間半だけアルバイトに行ってきました
昨日は、テレビでよく宣伝している子ども学習塾の○モンにアルバイトに行ってきました。
二人の娘たちが成人した10年くらい前から○モンのスタッフとして仕事を始めました。
私自身や娘たちは○モンに通ったことがないので最初はいろいろ戸惑いましたが、だんだん慣れていきました。
5年前に私自身が癌の手術をし、その後の感染症もずっと酷い状態だったので、○モンのお仕事は何年もお休みしていました。
ずっと○モンの先生から「復帰しませんか」と連絡を頂いていたのですが、2年前に飼い始めたシュナウザーのタルトくんが全然お留守番出来なくて(寂しくて泣きわめくため、うるさいと近所の誰かに通報されたの、、)ずっとお断りしていました。
見出しの写真は、2歳のシュナウザーのタルトくんと5歳のチワワのモナカちゃんが並んでベランダを見ている写真です。ほんとに天使みたいなふたりです(親バカ)。
この頃シュナウザーのタルトくんは、モナカちゃんと一緒なら、一時間半静かにお留守番出来るようになり、ようやく久しぶりに○モンのお仕事に復帰することになりました。
わずか一時間半の出勤なので、生徒さんが多くてスタッフの手が足りない時にお手伝いに駆けつける感じです。
久しぶりなので(?)私はポカミスばっかりして迷惑をかけています。それでも久しぶりにお仕事をする感覚は嬉しく、家にいる時とは違う充実感を感じます。
もともと小学校の教師だったので、子どもたちに教えることは楽しく、孫たちと過ごしているようなウキウキした気持ちになります。
たまに、一時間半行くだけだから、余計に楽しいんでしょうね。
癌の手術をする前に週に三回くらい長い時間仕事をしていた時は、仕事の多さにヘトヘトになっていました。もともとテキパキと仕事をこなせる性格ではないんですよね。
しかも、「なんで早く正確に計算できなくちゃいけないんだろう」なんて心の中で考えているんですから困ったスタッフです(すみません)。
楽しくてゲームみたいに計算に挑戦している子はいい。だけど、いやいや来ている子もいる。
私が親だったら、自分が好きな事だけさせるんだけどな、、なんて思う。
けれど実際は、私は自分が好きなバレエとピアノを娘たちに三歳から習わせていた。習いたいって娘は自分で言っていたけど、もしかしたら、見えない母親の圧力に負けたのではないかしら、、、
私は自分が勉強ばかりさせられてきたと思っていたので、勉強することにあまり意味を見出だすことが出来なかった。
今、大阪の長女は小学校四年の孫ちゃんを中学受験のための塾に通わせている。長女は自分自身がバレエやピアノより、もしかしたら本当は学習塾に通いたかったのかもしれない。
小さな子どもの頃なんて、自分の好きなことを自覚するって難しいかな。結局、親の影響をいっぱい受けるよね。
娘たちのバレエとピアノの成長を見守ることがずっと私の一番の幸せだった。一番幸せだったなあ。
娘たちがリビングでバレエの発表会の振り付けの確認を二人でしているときなど私の胸は幸せでときめいていた。
結局、長女は大学三年で、二女は高校に入るときにバレエをやめてしまい、私は本当にガッカリした。
娘に夢を押し付けてもダメですね。
夢は自分で叶えるしかない。
というわけで細々と私だけがバレエとピアノを続けている。
○モンに来ている子どもたちのお母さんももしかしたら勉強が大好きなのかな。自分の夢を子どもに託しているのかな。自分が出来なかったことを子どもに、と思っているのかもしれない。
それにしても、10年前に比べたら半分くらいに生徒さんが減っている。
バレエ教室でも感じる。
昔は子どものバレエクラスはすごい人数だった。
今は私たちシニアばかりが目立つ。
そのうち○モンもシニアクラスが出来るかもね。今から楽しみにしています。