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高木先生おすすめの「赤毛のアン」読み終わりました

高木先生の愛読書が「赤毛のアン」と聞いて、また読みたくなりました。

赤毛のアン、若草物語、小公女、小鹿物語、ドリトル先生航海記、等々、子どもの頃、夢中になって読みました。
本を読むのが大好きでした。
外で遊ぶことはあまりなくて、一人でお人形遊びをするか本を読むかの子ども時代でした(今とあまり変わってないかも(笑))

赤毛のアンのシリーズは、10巻くらいあったかしら。
ずっと高校生くらいまで読み続けた気がする、、
アンが成人してからの内容は何故か全然覚えてなくて悲しいのですが、、

赤毛のアンは、テレビドラマで何年か前に見て新鮮でした。
もう、本は手元になくて、、でも赤毛のアン第一巻なら、だいたいストーリーはわかります。
だけど、また読みたくなり、メルカリで購入(メルカリ大好き)

そして、キッチンリフォーム工事でピアノ部屋に引きこもっている間に第一巻を読み終わりました。

完訳クラシック、赤毛のアン

完訳クラシック、赤毛のアン↑

とっても良かったです。感動。

子どもの頃に読んだ時とは、また違う感覚でした。
読みながら、何故か涙がポロポロ。

若い頃はアンを読んで泣くなんてことはなかったと思います。
何故かしら、、、マリラと自分が重なるのかしら。歳をとったせいかしら。

赤毛のアンは、痩せっぽちの小さな女の子アン・シャーリーが主人公なのだけれど、第一巻だけでいうと、なんだか今はマリラが主人公に思えてくる。

自分の中にいる小さな女の子の声を聴かないようにして、ひたすら真面目に正しく生きてきたマリラが、感受性豊かな妖精のようなアンに出会って、自分の中の小さな女の子に気が付いていく、、その自己変容の物語に思えてくる。

アンは、もしかしたらマリラのインナーチャイルド、アーティストチャイルドだったのではないかしら。

赤毛のアン第一巻は、マリラがアンというアーティストチャイルドに出会って変容していく物語のような気がします(勝手な解釈)

アンに出会ってからの、マリラの素直な心の声が表れるたびに、私の目から何故か涙がはらはらと落ちる。

自分の中の小さな女の子の声に気が付くって、なんて感動的なんでしょう。

赤毛のアン、第一巻は、ACC(アーチストチャイルドクラブ)の入門書になるかもしれません。
さすが、高木先生でつね!

アンの性格は、ちょっと激し過ぎるところがあるように私は感じる(本当は癇癪玉を私も破裂させたいのに、夫にしかできないからかな?)けど、痩せっぽちな所は共感が持てます。

うかうかと心がいつも不安定で感受性が強すぎて気分が変わりやすいところも共感できます。

些細なことですぐに嬉しくなったり、悲しくなったり、コロコロと気分が変わる。何でもないようなことで、嬉しくてたまらなくなったり、悲しくてたまらなくなったり、いつも泣いたり笑ったりしている。

花を見ると話しかけたくなるし、鳥の声を聞くと楽しいお喋りに聞こえる。
いくつになっても、60歳を過ぎても永遠に私は子どもみたい、、いつか大人っぽくなれるのかしらん(もう時間がないんですのん!)

私の友人のリオさんはいつも落ち着いている。しっかりして、ふくよかで上品。静かで大人っぽいの。

痩せっぽちの私がアンだとしたら、リオさんは豊かなダイアナみたい。

もう30年近い付き合いだけれど、私たちの関係は、我慢強いリオさんだからこそ続いてきたんだと思います(たまに会う友達なら長続きできるけど、よく会う友人はキレたりして消えていくの~泣)

リアルの親友はリオさんだけでいいなと私は思う。
リオさんは私より4つ年下だけど、誰がみてもお姉さんみたい。
夫も、年下だけど年上に見える。

責任感があって、優しくて、理性的な人は大人っぽく見えるのだろう。
そんなタイプの人と一緒にいると、(絶対にキレないから)私は安心する。
私はいつまでも子供だわ、、

新しく出来上がった木目調キッチンにも早速グースちゃんと名前をつけました(笑)
ほんとに素敵で何度も見に行って、何度も触ってしまう。
夫が笑っている。

気持ちをすぐ大げさに単純に表現してしまうところもアンに似ているかしらん。

キッチンリフォーム工事の二日間で、赤毛のアン第一巻を読み終えて、なんだか昔読んでいた物語をまた読みたくなってきました。
早速昔読んでいた同じ本(かなり古い)をメルカリで見つけて七冊セット注文。
この夏は、バレエ、ピアノ、ヴァイオリンの発表会前であわただしいのに無謀ね(笑)
好きなことは、私は我慢が効かないのね、、

でも、また読んでみたい。
特に大好きだったのはオルコットの「美しいポリー」
あらすじも忘れたけれど、子ども時代の私のバイブルでした(七冊セットに入ってました!)

子どもの時とは違う目線で同じ物語を読むことは、いろいろな発見があり楽しいかもしれません。
そして、きっと忘れていた自分の子ども時代や、忘れていた自分のインナーチャイルドを思い出せる。

高木先生、赤毛のアン、紹介してくださってありがとう。

明日から新しいキッチン木目調グースちゃんとの付き合いが始まります。
朝起きたら、おはようって、話しかけよう。
毎日、どんなお料理作ろうかしら?
ワクワクです。

80歳になるまで、グースちゃんとお料理作れるかな、、

夫くん、素敵なプレゼントありがとう。

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