見出し画像

日曜日の夜7時。ライトアップされた都庁近くでピアノのリハーサル

土曜日にバレエの発表会が終わり、日曜日は夜の7時から都庁近くでピアノのリハーサルでした。

リハーサル、帰りは夫が車で迎えに来てくれるので、行きは頑張って一人でヴァイオリンを担いで出かけました。

都庁前で地下鉄を降り、夫が書いてくれた地図を片手に傘をさしながら歩きます。
わあ、夜の都庁って、ライトアップされて綺麗ね~。
なんだか怪しげに美しい~。
スマホで思わずパチリ(見出しの写真)

自分のリハーサル時間の20分前に無事にリハーサル会場に着きました。
ヴァイオリンのチューニングをして、ピアノ友達のYちゃんとお喋り。

ヴァイオリンの伴奏をしてくれるアイさんは、雨のなかバイクで来たのだけど駐車場が見つからず、仕方なく路駐してきたとのこと!

わたし、アイさん、Yちゃんのリハーサル順番だったけど、路駐が心配なので、最初にアイさんのピアノソロにしてもらう。
続いてアイさんとYちゃんのピアノ連弾のリハーサル。
それから、私とアイさんのシンドラーのリストのリハーサルをすることに急遽順番変更!

路駐、大丈夫かな。都庁回りってパーキング少ないのね(泣)

アイさんのピアノソロが終わり、連弾が終わり、急いでシンドラーのリストのリハーサルをする。

リハーサル会場は広くて、やはりホールって、音が綺麗に響くために作られているのだなあとしみじみ思う。

ヴァイオリンの虎安寿が生き生きと発声している。嬉しそう。
虎安寿って、こんな綺麗な声をしていたんだなあと思う。

ピアノとヴァイオリンのデュオ、始めた頃はチグハグだったけど、練習する度にだんだん揃ってきました。

やはり練習の回数って、侮れない。
回数をこなす度にふたりで新しいステージに上がっていくことを感じる。

バイクの路駐を心配しながら、シンドラーのリストのデュオを終えてアイさんは急いで帰って行きました。

さて、次は私のピアノソロのリハーサル。ショパンの華麗なる大円舞曲。

前日がバレエの発表会だったため、身体も頭もバレエ一色になっていたので、ちゃんと弾けるのだろうかと心配でした。

だけど、前日、大きなステージで踊ったという体感を身体も心も覚えていて、舞台と身体が一体になる感覚がまだ残っていたのです。
不思議な感覚でした。

今まで人前でピアノやヴァイオリンを弾くときは、自分と楽器の小さな世界に纏まってしまい、そのなかで必死に間違えないように弾いていたの。カチカチに緊張して。

昨夜は、自分から発する音が、外に広がっていく、、音が会場全体に響いて広がっていく、、自分の音がホールに美しく響く感覚を初めて実感したような気がします。

バレエの発表会のときも意外に冷静で緊張していない自分に驚いたのだけれど、ピアノのリハーサルもまた意外にリラックスして弾けました。

ミサ先生が「まりりんちゃん、変わったね。前は回りのみんなで守ってあげたくなる雰囲気だったけど、芯の強さが出てきたね。
もともと、まりりんちゃんてきっと芯が強いと思う。
回りの環境で弱いと思い込んできたのかしらね。
ほんとは強いと思うの。
バレエやヴァイオリンやピアノでどんどん浄化されて、本来の自分を見つけているのではないかな~」と。

ミサ先生。ありがとう。流石だなあ、、

やっぱり私にはピアノとヴァイオリンとバレエが必要。
続けることによって、浄化されていく。
バレエとヴァイオリンとピアノは、あやのんさんが言ってくれたとおり、きっと私にとっては天使になるための修行なのだわ。

ショパンのピアノの響きを身体いっぱいに感じて、心を込めてリハーサルでピアノを弾くことができました。
私自身、一歩一歩成長しているのだろう。

60代になっても、一歩一歩と新しいステージに向かって成長できるのよね。
だから、人生は楽しいし面白い。

少しずつ強くなっていく私。
少しずつ本来の私らしくなっていく。そのためにバレエとヴァイオリンとピアノが私には必要な気がする。

誰にでも、本来の自分に戻るために、本当の自分を見つけるために必要なツールがあるのだと思う。
私は、バレエだけではダメだった。
ツールは複数必要なのかもしれない。

アイさんのバイク路駐騒ぎで、夫との待ち合わせ時間にかなり遅れてしまいました。

だけど夫は約束の時間に、文句も言わず、ずっとミニクーパーで待っていてくれた。
我慢強く優しい夫。
私にはない包容力に感謝。

やはりどう逆立ちしても、私は夫に守られているのだろう。

夜に小林正観さん、また読んであげるわね、、





いいなと思ったら応援しよう!