ベランダの塗り替え工事の前に、頑張って植木を部屋に入れたら、、
福岡から帰ってきた翌日は、私はのんびりとピアノの先生のお家で発表会の打ち上げ。
だけど、夫は翌日からまた満員電車に揺られて出勤でした。
実は先月、家の外壁を塗り替えてくれた業者さんが点検にきて、ベランダの塗装も、もう一度した方が良いと言われました(植物がいっぱいなので、塗装が傷んでいるみたい)
それで、ベランダの塗り替え工事が始まるのが木曜日の朝でした。
水曜日は夕方まで雨が降っていて、夫の帰宅は夜。
だけど、ベランダのたくさんの植木を部屋の中に入れておかなくてはなりません。
水曜日、私はピアノの打ち上げで昼にワインも飲んでほろ酔い気分でしたが、夕方、小雨の降るなか、一人でベランダの植木鉢を家のなかに運び始めました。
雨で濡れるし、泥だらけに。
だけど、これくらい自分でしよう。
夫は仕事しているんだから、私も出来ることはしよう。
ブルーシートの上に新聞紙を敷き詰め、やっとのことで、大きな植木鉢を家の中に全部運び込みました。
手も足も泥だらけ。
まるでリビングが植物園みたいです。
私は植物が大好き(動物も好きだけど)。
ひとりひとりの顔を眺めると、どの子も可愛い植物ばかり。我が子のよう。
毎日、ベランダのこの子たちに癒されているのでつ。
今からみんな、3日ほど、家の中で暮らすわよ。初めての体験ね。頑張ろうね。
夕飯の支度をし、シュナウザーのタルトとチワワのモナカと一緒に、夫の帰りを待ちます。
飲み会がない時は、夫はだいだい6時に帰宅。雨もようやく上がりました。
帰宅した夫とすぐにワンコの散歩に出かけました。
歩きながら
「明日の朝から、ベランダの業者さんがはいるのよね?
だから、わたし、ベランダの植木鉢、全部部屋のなかに入れたのよ!」と、得意気に言いました。
「わあ、ありがとう。助かったよ。」とか「さすが気が利くね」なんて、言葉を期待していたのです。
ところが返ってきた言葉は
「え?それ、俺がするって言ったよね」
まるで、余計なことをしてくれたと言わんばかり。
「だって、夕方6時過ぎたら真っ暗でしょ?」
「明日の朝でも、俺がしようと思っていた」
なによ~。
私は、あなたが福岡から帰ったばかりで疲れているのに仕事が大変だから、あなたの代わりに頑張って植木鉢入れたんだよ!
明日の朝だって、いつも会社に行く前バタバタしてるじゃない?そんな時間あるかしら?
なんだかすごーく腹が立ってきた。
夕飯を食べながらも私がムスッとしているので、意味がわからない夫は、気を遣っていろいろ話しかけてくる。
もう、はっきり言うしかないわね。
サイレントでは伝わらない私たち。
「私ね、あなたに喜んでもらおうと思って、一人で大変なのに、雨のなか植木鉢を入れたの。
まりりん、ありがとう、助かったよって、ただそれだけ、言ってほしかったのに、、」
言いながら涙が、、
「あ、ごめん、ごめん。
俺は自分でするつもりでいたからさ。。ほんとごめん」
そして、突然立ち上がり、
「まりりん、ありがとう。助かったよ。」とわざとらしく三回くらいお辞儀をして繰り返した。
私も吹き出してしまい、仲直り。
やっぱりちょっとしたことでも言葉に出す方がスッキリするわね。
そのちょっとしたことを吐き出さないとモクモクと重い暗い心に育ってしまう。。
今朝、業者さんが来て、今日はベランダ洗浄だけ。金曜日も朝早くからいらっしゃるとのこと。
「ベランダの植木を少し減らした方がいいかも」と業者さんに言われて、4つくらい植木鉢を玄関前に移動しました。
ラインでその事を書いたら
「俺がするけん、余計なことはせんどって。怪我するけん」
もう、また?
そこは、「ありがとう」でしょ?
学習しないなあ。。ふぅ。
まあ、私も永遠に学習しないけど。
お互い、きっと相手の事を自分なりに思いやっているつもりなのよね。。
さあ、今夜は久しぶりのバレエ。
ムスッとして喧嘩したらバレエに行けなくなるので、モナカとタルトと一緒に笑顔で夫の帰りを待ちましょうね~。
久しぶりにポアントも頑張ろう。
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