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咳が止まらない日々。工場勤務で限界を感じた瞬間

工場勤務の厳しさと転職の決意


「せっかく工程組んだのに。」
製造のトップにそう言われたとき、私はもう限界でした。

生産技術での奮闘


私は生産技術として働いていたのですが、製造が忙しくなると 組立て に回されることがありました。
組立ての社員さんやパート仲間は優しかったけれど、 パートから契約社員になった人たちからは、あまり歓迎されていなかったように感じました。

でも、私の立場では 言われたことをやるしかないと必死になってあちこちの仕事を覚えていました。

組立てでの業務


組立てでは、
• はんだ付け
• 基板への書き込み
• 検査業務
• ネジ締め、組み立て作業

さらに、テスターやオシロスコープ を使って検査や測定も担当をしました。

また、セル生産部門 への手伝いにも行かされ、業務は多岐にわたりました。
(セル生産:1人or少人数で最初から最後まで製品を組み立てる方式)

忙しいときは 「とにかく人手が足りないところへ」 という便利屋さん扱いでした。

プログラミングと改善提案


本来の業務である生産技術には 電気・機械・ソフト の3つの分野があり、私は希望をして、ソフトの担当を していました。
「ソフトをやりたい人なんて珍しいね」と言われ、この職場にはプログラミングが好きな人が少ないことに驚きました。

作るプログラムは 製造現場で使うツール で、
• 自動で書き込みができるツール
• 検査を効率化するシステム
• RoHS対応の材料移管資料作成
• 画像認識のパターンマッチング
• VBAを使った事務作業超時短ツール(改善提案として採用)

新卒社員や生産技術に異動してきた社員さんは、業務時間中に VBAや他言語の研修 を受けていました。
私は 家で独学 だったので、正直羨ましいと感じていました。

それでも、改善提案発表会に2年連続で代表入りしたときは、本当に嬉しかったです。

理不尽な職場環境と体調悪化


非正規と正社員の待遇差 は大きく、契約社員を勧められても 「給料はわからない、低い人はパートの時給レベル」「けどフルタイムで働けるから」「ボーナスは年に1ヶ月分でるよ!」だそうです。
私はフルタイム働けないからパートなの!
私の時給、1000円もいかないのよ?
あとは、会社推奨の資格を取ったけど、パートだから報奨金もでないので、資格はもちろん自分のためだけど、時短社員さんが本当に羨ましいと思いました。

体調を崩しても休めず、 咳が止まらなくなり、夜も眠れなくなりました。
健康診断で、ひどい不整脈が指摘されました。

生産技術の部屋は製造の上の階にあり、階段を登るのがつらくて エスカレーターを使うようになりました。
後に気づいたのですが、これが不整脈の症状だったようです。
普通、、ではない。

「いじめられちゃった?www」


ショートカットキー(Ctrl+C、Ctrl+V)を使ったことをヘルプに行った先の契約社員のお姉様に怒鳴られてしまいました。
理不尽( i _ i )
私は普通に仕事してるだけです。
マウントするつもりもなく、狭いからマウス使うよりもキーボードを打ちたかっただけでした。
てか、そこまで考えてもいなかったと思います。

ショートカットキーを使ったことで怒鳴られたとき、涙目の私に社員さんは 「あの人、今週いっぱいでいなくなるから」
「誰も相手にしてないから気にしないでください」
そう言われても、現場で怒鳴られるのは私です。

挙句の果てには 「いじめられちゃった?www」 と笑われる始末。
可哀想、、わたし( ;  ; )

転職を決意!!


病院の先生に「不整脈は環境を変えれば治る人もいます」と言われ、ようやく転職を決意しました。

業務自体は好きだったし、面白いと思って行っていました。
でも、
• このまま働き続けて、私の未来はどうなるんだろう?
• この職場で、私は正社員になれるんだろうか?
• そもそも、身体を壊してまで続ける意味ってある?

そう考えたとき、私は 「転職しよう」 と決意しました。


転職を考えている方には、経験や年齢に不安を感じるかもしれませんが、あなたの挑戦を待っている場所がきっとあります。
私も、こんな形で新しいキャリアを築けるとは思っていませんでした。

そして今は二次請ベンダーでITエンジニアとして正社員で働いています。

もし迷っているなら、一歩を踏み出す勇気を持ってみてください。きっと、その先に新しい自分を発見できるはずです。

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