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【初心者向け】フレームレートって何?

こんにちは。Primoです。

皆さん「フレームレート」という言葉をご存知でしょうか。

プロにとっては当たり前ですが、知らない方もたくさんいらっしゃるかと思います。

これから動画を作りたい方必見の知識です。ではいきましょう。


動画は静止画の集まりだ

そうなんです。

動画って静止画の集まりだったんです。

1秒間に静止画を何回も流しているのが動画です。

この「流している」という言葉ですが、これが大事です。

例えば30枚の静止画を用意して、それを1秒の間に流したとしましょう。すると、1枚あたり1/30秒しか流れませんね。

「1/30って短くない?」って思うかもしれません。しかし、日本で流れている動画の多くは1秒間に30枚の静止画が流れています。

PS4のゲームなんかは1秒間に60枚流れます。そうると、1枚につき1/60秒しか流れませんね。

この「1秒間で何枚の画像を流すのか」がフレームレートです。

つまり、動画は1秒間に何枚の静止画が流れるかが、コンテンツによって違うのです。


様々なフレームレート

例えば1秒間で30枚の静止画を流す場合、30fpsと表記します。

fpsは frame per secondの略で、1秒間で流れるフレームという意味です。

PS4のゲームは60fps

映画は24fps(最近はそうとも限りませんが)

Youtubeは30fpsや60fpsをサポートしています。

当然、fpsが高いほど滑らかな映像になります。映画なんかはゲームに比べてカクカクした印象がありませんか? もちろん、それも味なので、一概にフレームレートが高い=良いという訳ではありません。


ハイスピードカメラとかでよくある1000fpsとかは?

高級なハイスピードカメラでは1000fpsなんて表記もあります。

最新のiPhoneでも240fpsでの撮影が可能です。これは一体どういう意味なんでしょう?

今までのゲームや映画の表記は、「私たちが動画を見る際のフレームレート」の話でした。

今回は「カメラが1秒間で撮影できる動画のフレームレート」です。

つまり、主語が違うのです。

1秒間で1000枚の画が撮れれば、どんなに速いものでも捉えることができますよね。

スポーツの中継などでよく見るあのスローモーションの様な映像、あれはハイスピードカメラで撮ったものを30fpsで流しているからスローに見えるのです。

例えば1200fpsのカメラで1秒撮れば、1200枚の静止画が出来ます。

それを、30fpsで流すとどうでしょう。

1200 ÷ 30 = 40 つまり、40秒の映像になるのです。

野球やゴルフのスイングなど、1秒で終わってしまうようなものも、40秒かけてじっくりと見ることが出来るわけですね。


これから動画を作るんだけど、フレームレートってどうすればいいの?

これからYoutubeなどで動画を投稿したいのだけどよく分からないという方も多いかと思います。

フレームレートも、29.97とか中途半端な数字があってよくわからない。。

そんな方、とりあえず30fpsで作業してみましょう。

スポーツ系の動画などで、より鮮明に表現したいという方は60fpsでも良いかもしれませんが、まずは30fpsからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

フィルミックな映像を表現したいのであれば、24fpsもアリですね。でもまずは30fpsで一度作業してみましょう。30fpsが動画の基本です。

Primoが運営するサイト4K-CGでは、4K30fpsのCG動画を販売していますので、是非ご覧になって下さい。



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