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本屋で本を買う理由
一万円超える買い物・・・わたしはまだまだドキドキしてしまいます。
わたしが本屋さんで本を買う理由、それは
①読みたいと思った気持ちが新鮮なうちに自分のものになる
②本屋さんへの応援
③リアルに買うことで、使ったお金の重み=カバンの重みと認識できる
④カバーをかけてもらえるので、どこの本屋で買ったかが記憶に残る
⑤欲しい本以外の周辺の本も読める。
⑥自分が興味もなかったようなジャンルも手に取ることができる
⑦今どんな本が流行ってるのか、平積みから知れる
⑧本屋さんそのものが好き
⑨大人買いしてもなんだか正当化できる気がする(お洋服や食べ物に比べ)
日曜の晴れた午後、久しぶりに本屋さんへ行きました。
お目当ての本があったわけではなく、なんとなくこんな分野の本、くらいの軽い気持ちで。
でも、一歩書店に入ったら、外の天気も時間も忘れるくらい、活字の城に、言葉通り、夢の中にいるかのように夢中でした。
気になった本が数冊。買おうかやめようか。買って帰るのは重いからAmazonで買おうか。
でもそれだとここに来た本屋での時間はなんだったんだ、本屋は出会いの場所、本屋さんへの感謝の気持ちは今ここで買うことで示せる(謎の正義感)。
ブックオフで中古を待とうか、メルカリを待とうか・・・
よこしまな気持ちがむくむく湧き上がる。
本屋さんで過ごす時間は大好きだけど、この葛藤が毎回あります。
言葉を調べる時、電子辞書で調べるのがAmazonなら、紙の辞書で調べるのが本屋さんです。
欲しい本の周辺に置かれている本も視界に入ります。
悩んだ末、買うことを決めた本の合計金額が
あーーー1万円を超えてしまいました。
また悩みます。
どうしよう。
こういう時の引き算が苦手です。
えええいっ!
買ってしまいました。
この足でスタバに行ってコーヒー飲みながら外を感じながら…
かっこいいけど、やりたいか?わたし。
日曜の午後の都内のスタバなんて並ばなきゃコーヒー買えないし、座るところの確保もできない。店内に長居できる気がしません。
行列は苦手だし、1万円も使った上に、サードプレイスにコーヒー代を支払えるほど金銭の余裕も気持ちの余裕もありません。
お休みの日のスタバは家族のカップルの憩いの場です。
読書には不向きです。
よし、家に帰ろう。クリスマスの賑わいをにわかに感じながら・・・
帰りのカバンが重い。
車中で読んだ1冊目の本。
危うく乗り過ごしそうになりました。
わたしは「わたし」という人間の上司であり部下でもあります。
リアルには上司も部下もいません。
なのでひたすらこの本を読んでわたしは何に気づけるか、気づかせられるか、そんな問いをもって臨んでいます。
リアルに人と会う機会も増えてそれはそれで再会は嬉しいけれど、本屋さんへリアルに行けるって、あーーーーーしあわせ。
To be continued・・・
追記:
今気になっている本屋さんが今朝ラジオで紹介されていました。
https://www.hikarie8.com/books/about.shtml