毎日10時間配信の人気ライバーに聞く!男性ライバーでも楽しく配信を続けるコツ - ふるる🧸🍯さん
こんにちは、全国のライブアプリ配信者(通称:ライバー)を応援する事務所「PRIME」です。
「Pococha(※)」の月間人気ランキングのうち、ランクインするライバーの男女比が1対9となるなど、ライブ配信業界では女性ライバーが大半を占めます(応援ポイントマンスリーランキング上位300位データより)。
※「Pococha(ポコチャ)」は、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)が運営する、スマホでライブ配信ができるアプリ。報酬を上げるには、ファンからの応援を得てランクアップする必要がある。
ライバーには一般的に異性のファンがつきますが、Pocochaで圧倒的に多いのは男性リスナーです。数少ない女性リスナーの獲得をめぐり、男性ライバー間で厳しい競争が繰り広げられています。
PRIME所属の男性ライバーであるふるる🧸🍯さんは、2020年8月にPocochaをはじめて3か月経ち、Sランク帯に到達しました。これはPRIMEに所属しているライバーのなかでも、史上2人目の快挙です。
毎日10時間ライブ配信をしているというふるるさんに、これからライブ配信をはじめたい方へ向けて、ライブ配信を楽しんで頑張り続ける4つのコツを教えてもらいました。
コツ①:同級生と会話するテンションで、リスナーさんに突っ込む
僕がライブ配信をはじめたきっかけは、PRIMEからTwitterのDMでスカウトをもらったことです。
中学生の頃からライブ配信サービス「ツイキャス(TwitCasting)」を見ていて、自分でも配信してみたいと思っていました。でも僕は、授業中に先生に指名されるときにしか声を発さないレベルの人見知り。友達も少なくて会話する機会がなかったけど、ライブ配信なら人見知りを克服できるかもしれないと考えたんです。
2020年8月に、勤務先の工場を辞めてPRIMEに所属した当初は、1日3〜4時間ずつ配信をしていました。だんだんリスナーさんとふざけあうのが楽しくなり、今では毎日10時間ひたすら配信しています。
ライブ配信を頑張り続けるコツの1つめは、リスナーさんのコメントから話を広げて、毎日教室であいさつする同級生くらい、近い関係性になっていくこと。
「今日は何してたの?」と雑談したり、天然な性格のリスナーさんがボケたときに突っ込んでいったりと、教室のような居場所をつくっています。リスナーさんに会えることが楽しみになると、ライブ配信するときもテンションが上がりますよね。
コツ②:初見のリスナーさんに対して、披露できる持ちネタを用意する
ライブ配信を頑張り続けるコツの2つめは、初見のリスナーさんに掴みとして話せる持ちネタを用意しておくこと。
僕の趣味はメイクです。たとえば、初見のリスナーさんに対して「どんなコスメ使ってる?」と尋ねたり、逆に「良いコスメ知らない?」と訊かれて教えたりと、共通の話題があると盛り上がりますね。直近だと、ディオール(Dior)のアイシャドウをヘビロテしていて、お気に入りです(笑)。
メイクをはじめたきっかけは、工場勤務の頃、「この先どうやって生きていこう?」と不安に思っていた時に見かけた、男性がメイクしているYouTube動画でした。見よう見まねでメイクをして鏡をのぞくと、いつもの “ぶさメン” ではなく知らない僕が映っていて、自信が湧きました。
それで「メイクでなりたい自分に近づけば、誰でも自信が持てるようになるんだ」とリスナーさんに知ってほしくなったんですよね。今では自分のコスメブランドを立ち上げるという夢もできて、全力で準備を進めています。
コツ③:課金アイテムを投げるのが、楽しくなる仕組みをつくる
ライブ配信を頑張り続けるコツの3つめは、リスナーさんが課金アイテム(※)を投げる際に、楽しいと思ってもらえる仕組みをつくること。
※ Pocochaではリスナーがコインを消費すると、アイテムを使用することができる。「花火」「日本一」などのエフェクトが発生し、ライバーが配信する画面が盛り上がる機能だ。
課金アイテムを投げた経験がないリスナーさんから、初めてもらえると、モチベーションが上がりますね。Pocochaを知って間もないリスナーさんに、仕組みを分かりやすく教えると、課金アイテムを投げてもらえることもあります。
僕は休みの日にライブ配信を視聴するのが好きなのですが、特定の課金アイテムを投げると、声を大きく張り上げるネタをやっているライバーさんを最近見かけました。こんな風に「配信の雰囲気が楽しいから、もっとライバーの配信を盛り上げたい」とリスナーさんに思ってもらえる仕組みをつくれると良いですよね。
コツ④:「配信日記」を書いて、コアファンを増やせたか振り返る
ライブ配信を頑張り続けるコツの4つめは、毎日「配信日記」で振り返りをして、内容を改善していくこと。
PRIMEでは、ライブ配信の翌日に、コアファン(※)の獲得人数やその理由を配信日記に書いて、担当マネージャーに提出する仕組みがあります。
※ エール・コアファン機能では、ライバーを応援する熱量に応じて、リスナーがバッジを獲得できる。バッジの総数が一定の値に達すると、ライバーにボーナスが入る。ライバーとリスナーの絆の深さを確かめられる機能だ。
コアファンに重点を置く理由は、配信で多くのコアファンができると、応援ポイント(※)ボーナスが入り、ライバーの報酬に反映されるからです。
※「応援ポイント」とは、その日のライブ配信中に、どれくらいコインを消費して課金アイテムを使用したかなど、リスナーさんの応援活動によって決まるポイント。応援の総量と人数によって計算される。
担当マネージャーから配信日記の内容に基づいて、コアファンを増やしやすい声かけの仕方、ランクアップの際に追加される機能の活用方法などをアドバイスしてもらえます。
数字が下がった時、担当マネージャーにアドバイスをもらうと、課題や解決方法を見つけたり、配信内容を改善したりしやすくなりますね。
* * *
ライブ配信を頑張り続けるコツを意識して、長時間配信を続けるうちに「頑張ってるね」とファンが認めてくれて、課金アイテムをもらえる機会が増えていきました。今後の課題は、さらに上を目指して、応援してくれるファンの人数を増やすことです。
リスナーさんと毎日会って、同級生のように和気あいあいと楽しめるところが、ライブ配信の魅力だと思っています。これからライブ配信をはじめる方も、学生時代のような空間をぜひもう一度味わってみませんか?
ふるるさんが話を聞いてみたいライバーさんは「かなみ👼ིྀ💘」さん。「1か月に300時間以上配信していて、気になっている」とのことで、お話を伺うのが楽しみです!
(取材・文:村上 未萌)
( PRIMEでライバーになりたい方は、
LINEで友達追加をしてご連絡ください!)
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?