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【番外編・木根ソロ】Naoto Kine Consert Tour 2024 INCLUSIVE 〜D-45(追加公演)
@TIAT Sky hall on Novemver 30th,2024
※副題にはまったく意味はありません
プロローグ〜わたしの事情〜
すごく個人的な話ですが、会社の人員事情で土曜日はほぼワンオペのためお仕事が休みづらい私。
いやまあ上海はいろんな人にナシつけて行ったけど。
置き去りにしないといいつつ、チケット難民も出るほど置き去られたしかばね累々の木根ソロツアー、やっとのことで取れた東京会場は土曜の昼です。
「うーーーーーーーーーーーーーーーーーんw」
仕事は忙しいしチケットお譲りしちゃおうかなとも思ったけど、今年はプレミア付きの木根ソロライブだもん。
仕事→ライブ→また仕事に戻るというアクロバットスタイルに決定。
(上司すまん)
…だけど、この日は売らないで本当によかった…!!
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本編〜イカとコハダとウニ尚登〜
この日は本編とは別の追加公演、昼夜2回。
(セトリもほぼ全とっかえだった!!木根たんすご!)
昼公演の14:00開始から10分ほども遅れて会場に入ると、早くも曲間のMC中。
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「…そうすれば白い服にソースをこぼさないように気を付けて行動するでしょ、それが"~のためになる”ってことで」
なんかまたくだらないこと言ってるけど、なんの曲やったかわかったぞww
ここは羽田空港第3ターミナル直結の会場、縦長のTIAT sky hall。
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7列目のやや中央寄り席からよく見えた木根さん、ライトが煌々と降り注ぐステージの真ん中で袖先にフリンジひらひらのニットはクリームカラー。ブラックのパンツ。
うは♡カワイイ♡かわいい服きてる木根たんkawaii♡
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上手には中村修司さん、下手に山本英美さんという木根ソロ好きには旧知の巧者を引き連れての追加公演はほぼボーカルに専念です。
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(木根さんの公式Xから)
空港直結のホールをネタにして、
せっかくだから仙台から飛行機で来て飛行機で帰りたかったとか、なんだよそれw
あなたのおうちはどこなんですかw
(帰りはどうするのよ?と冷たく修ちゃんにツッこまれてる木根たん、新幹線で仙台から帰るんだって。「だって東京の人だもん!😤」…逆ギレです。こどもかw)
つか3タミから国内線出ませんけど?
会話の相手がいる今日はポンポンと軽口も飛び出す飛び出すw
そんな今日は3人組。
木根さん「今日は『海鮮丼』でお送りします」(はい?)
メンバーは、
ウニ尚登(ウニの絵文字がねえす)
コハダ修二(しぶい)🐟
イカの山本🦑
と、なぜか突然どこぞのボーカリスト主催の"歌酔曲"ライブスタイルに。
(今日PA席にいた人に配慮ゼロの命名でワロタ。完全にウオハラw)
セットリストは、トゥデイメンバーのコハダさんとイカさんにちなんで、彼らが主にサポートに入っていた時期の曲を多めにお届けでした。
修ちゃんが木根さんのプロデュースをしていたころの曲が大大大好きな私、大歓喜!💓(R&C所属の頃ね)
その中の一曲『色づく街』が石坂さん(TMの舞台監督っていってたから石坂さんかと)の娘さんの話が元だというのは初耳でびっくりしたり、
久しぶりに聞いた修ちゃんのギター(ウクレレやベースも弾いてた)のアレンジがとにかく音心ありすぎてうっとり🥰
私がよく見ていたころからはずいぶん歳を取ったなとも思ったけど、指先から繰り出される音が本当に素晴らしくて!!✨✨
いつも通りくっだらない話を延々と続ける木根さんに、
修ちゃん「しゃべりすぎてMC早回ししたりね」
木根さん「△◇×◯⭐︎▽(早送りカセットテープの真似)……」←めちゃくちゃうまい
修ちゃん「…………この人リハーサルもこんなんだからね(呆)」
ばっさり。
It's so cool guy☆
相変わらず冷たすぎるツッコミ最高ww
英美さんが凄かったのはやっぱりコーラスの唄声。
(往年のやや変態感?が薄れたのはちとさみしいw←こらっ)
1オクターブ上の♪Cloth to the night~のコーラスがあまりにも透き通って陶然としたり、
大作『駅』ははじめて聞いた気がする。。
これは英美さんの曲なのかな?
ギターとコーラスだけで歌われる、駅をめぐるエピソードを歌ったフォーク調の曲の、アウトロの3人のコーラスの重なりはまるで教会でゴスペルを聴いているよう。
カテドラルから降り注ぐ光の束のような三位一体の声が、見上げたくなるほどに空から降り注ぐ。
これが本当に胸を打つことと言ったら…もうそのすごみに鳥肌がたつほど。
それでも、なんだかんだ木根さんの声はちゃんと主役なんだよね。
2010年ころ…ボイトレしてた頃だったかな?
喉を壊してぜんぜん歌えなかったTalk&Liveがあって、プロがこんなことでいいの?って怒って帰ったことがいちどだけあったけど、
そんなことも経て、30年前のソロデビューの頃とはまったく違う、深みや艶のあるちゃんとメインボーカルの声にいま成ってる。
(誰かのために「成る」からとったぞ←ちょっと違うw)
今日はほぼ楽器を弾かなかったので歌っているとき以外は手持ち無沙汰なんだけど、
胸の前で腕をクロスして視線を落としては指がリズムをとって。
しゃべっている時の騒々しさからは想像もできないような影をみせる素敵アーティストな木根さんがいてもうキュンキュンです♡
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それでも木根ソロライブはおしゃべりもお目当てのひとつ。
これはツアー本編でも語られた成人式典でのエピソード。
地元の成人式式典にゲストとしてお呼ばれされた木根さん。
控室で会場の様子を見ていると、いつの時代にもいる?荒れ狂うハタチ軍団がスピーチする市長さんに壇上で絡んでいる様子をモニターで見ながら、とりあえずビビりちらかします。
それでも自分の出番が来て、当然のように絡んでくるウェーイなハタチどものそのいちばんでかいジャイアン格の男子に向かって、
木根さん「君の名前はなんていうんだい?」
ヤマダくん「!はい!ヤマダです!」
木根さん「ヤマダ君か。これからまだ式も続くし、成人式成功させような」
って、特になにを意図したわけでもなく、ヤマダくんをぎゅっと抱きしめたんだって。
(巨体すぎて手は回らなかったらしい)
それでもギャーギャー騒ぎ続ける荒くれハタチ軍団をほっといてスピーチを始めた木根さん、
すると、
直立不動でその場に立ち尽くしていたというヤマダくん。急に後ろを振り向いて
「おまえら、今までこんなことしてくれた人いたか?!」
ほら、いくぞ!と荒れ狂うヤカラどもを引き連れて式典会場を出て行ってくれたそうな。
えっ、こんなことってなに?wwと思わず草をはやす木根さんでしたが、
曰く、
「こんなこと」ってたぶん"ハグ"なのかなと。
今まで彼は親や親しい人にあんなふうに抱きしめられたことがなかったんじゃないか、それがふと抱きしめられたその感覚や人肌の温かさになにかを思ったんじゃないのか。
ハグの力のやさしさやつよさやそのパワーを言外に含めて、あらためて伝えてくれました。
木根ソロライブらしいちょっとした教訓やほっこりムードを含んだエピソードトークに、ふわりと慈しみに満たされるTIAT Hall。
と、木根さん、
「あ、今日はそれをもとに作った曲は演らないんだけどねwww」
だーかーらー!
なんで今それをいうのよ!!!www
客席はええええとか、失笑とか、なんだそりゃとか。
ほっこりを一瞬でガッカリに変える男・木根尚登。
ひとこと多い失言の神。
もう最高に大好きです♡愛しすぎる♡(でも草)
ちなみにツアー本編ではちゃんと歌われたこの曲は、舞台劇「天使の涙」でも歌われた『青い鳥たち』という曲でございました。
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そんな感じで?割とゆったりテンポの曲とくだらないおしゃべり(おい)でつづられたライブも、ラストは駆け抜けるようなアップテンポの曲を連続で。
英美さんと演ってた頃の曲たちを!
私が大好きな『Bless this Love』は前田たかひろさんの詞が肉感をもってリアルに問いかけてくる。
修ちゃんのちょっとブルージーなギターが切迫するようにつま弾かれて。
『Marching for new day』が忘れそうになるあの頃の気持ちを呼び戻してくれる。
若いころより音域が高くなったという英美さんのコーラスが、あの頃より表現豊かなメインボーカルを彩りながら。
そしてやっぱりこの曲はマスト。
『REMEMbER ME?』
うーん、英美さんのコーラスが入るとやっぱり完成形って感じがするね。
めちゃめちゃプロデューサーの影がちらつくメロディラインw
アコースティックギターがいつも以上にジャカジャカとかき鳴らされて。
手拍子が会場を埋め尽くしてる、sony時代の木根さんの代表曲、何度演ってもあの頃のわくわく感を思い出せるよ。音ってすごいね!
本編最後は、ずっと"ふるさと"がある人がうらやましかった木根さんが、ふと自分の故郷は東京なんだと気づいて作った曲『ここにある未来』を。
ギターと声だけで綴る、ある日ある時ある誰かがふと振り返った人生の道程のような。
とつとつと語るようなボーカルが胸にしみていく、そんな本編ラストソングでした。
アンコール〜うわさの刑事なおりんとコム〜
さてそれではアンコール。
今日はギターだけかなと思ったら、本編終了後の暗いステージにはエレピキーボードがしつらえられて、再びの登場時にはツアー本編で身に着けていた白いシャツにお着換えした木根さんがひとりで登場!
か!わ!い!Eーーーーーーーーーーーー💕
軽くカールしてる前髪がはねていきそうにかわいいいい♡
これ67歳ですよいやだちょっと奥さんてばきいてる?🤤
アンコールの曲は、今回のツアータイトルでもある『INCLUSIVE』
若いころに、一瞬の躊躇で無下にしてしまった女の子への後悔の記憶をもとに、ほんのちょっと心の持ち方を変えるだけで誰かのためにできることがあるんじゃないの?って問いかける。
すべてを包み込むような、そんな曲。
エレピ🎹での弾き語りはダイナミクスも美しく、最後は『マイベストフレンド』のイントロから壮大にグリッサンドな調べでグランドフィナーレ♪
立ち上がって、そして胸をなでおろしたような、
ありがとうございました‼️
って声にわきたつ観客と万雷の拍手。
あーやっぱりきてよかった!!
こんなに楽しくて愛しくて幸せな気持ちになれるライブ、そうそうないんだよ。
木根たんありがとう♡
ほんとにありがと!だいっすき!!
ちょっとうるうるしていたら、
木根「そしたら、ちょっと見に来てくれてるひとがいるから…せっかくだからでてきてもらおうよ」
…へ?
……え?
飛行機で会場に来てとんぼ返りするというお客さんに、
「ライブ終わったらそのへんみてったらいいよ!有名な人が買い物してるかもしれないから」
なんてイミフなこといってた木根さん、
そんな、買い物しに羽田とか哲哉くんじゃあるまいしと思ってたけど、まさか。まさか!
……うっ、そ………!!!
きゃああああああ💕の歓声が沸く中、お客さんに手なんか振りながら、私のほんの1~2m横をすりぬけてステージに向かう美貌の金髪✨
きゃああああ小室哲哉せんせええええっっっっっっ♡♡♡
(あっという間にこむおたに戻るダメっぷり)
たぶん今日イチの歓声に沸きあがる客席の、そのセンター通路を通り抜けると、
ステージのキーボード椅子に座らされたリダー、
今日のスタイリングは黒のセットアップに黒縁のグラス、インは、、それはミッキーマウスのTシャツ…ですか?
(大ちゃんからのお誕生日プレゼントですって🐹)
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(広島綾子さんの公式Xより)
つかなにこれ!?ミケランジェロ作?
エルミタージュに飾ってるギリシャ彫刻像のモデルだろ?!
美っっっっっっっっっっ人さん!!!✨✨
顔の長さ木根さんのはんぶんしかないじゃん!!(それはいいすぎw)
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(小室さんTikTokより)
今日はPA席でライブを見ていたらしい小室せんせい、始終にこやかに金髪ゆらしながらなにを言うかと思えば、
「木根さんのライブはファミレスと一緒ですよねw
(ファミレスなら)食べてるときが(ライブで)うたってるときww」
えーと、あまりに独特すぎるので通訳が必要だけど、つまり木根さんという生物は
しゃべってるか、それ以外か
ってことですね!!www
木根さん「ああ、なるほど、"食べてる時がうたってるとき"ね…………(プチッ💢
だからこないでって言ったのに!!!💢💢」
木根さんにだからこそポンポン飛び出す小室せんせいの軽口に会場も爆笑の嵐です。
(喋りが聞きたいならいくらでも飯に付き合うから!とか言っててワロタ。ライブの価値とはw)
チケットが取れず置き去りの民累々だったINCLUSIVEツアーのことを引き合いにして、
小室「TMネットワークのことナメてますよね」
「TM NETWORKのあなた1/3なんですよ?」
「Kアリーナ20000人でライブやってたひとが会場のキャパシティ間違ってるでしょ」
「羽田でライブっていったらzeppだと思うじゃない?」
指摘がいちいち厳しいんじゃwww
きねさんじゃなかったら泣いてるわww
(小室せんせいは仲いい人にこそ厳しいよねw)
ああーそうねそうねと小室せんせいの言葉を右から左に流し…聞いてた木根さん、客席に向かって
「みなさん今度ひとり20人お客さんつれてきて!」
責任転嫁でございますww
ちなみに木根さん、来年のツアーもキャパ増やす気はないそうですけどね。
さらに小室せんせいの不満は続きます。
小室「TMの曲はやらないんだね」
あーもうほんっとこの人うっせえな😂😂ww
他人様のライブだよ?黙って聞いてて?w←おい小室オタク
(ちなみに本ツアーではTM曲演ってます)
冬だしStill Love Herとかやらないの?やればいいじゃない?と圧をかける小室せんせいに、
きねさんそこにあったハーモニカがG調のものだし…と躊躇をみせるも(StillはAらしい)、Gにあわせるからときっぱり哲哉が天才♡すてき♡オットコマエ♡←おい小室オタク
今度は歌詞がわからないとか言い出す木根さんに、スタッフさんがスマホで歌詞を検索してあげたりしたりしながら
(「スタッフが歌詞とかアイフォンですぐ出してくるでしょ」、とスタッフさんにも圧をかけまくる哲哉せんせいww)
それでは、2/3TMネットワークによるスペシャルコラボレーション『Still Love Her』です!!
ちょっとジャジィな感じのイントロから、コード和音弾きがメインのA~Bメロも名曲の響きはすこぶる素晴らしい✨
木根さんのVo.はウツよりちょっと甘い感じの優しい調べ。
ワンコーラスと、インタールード+アウトロに乗せたハーモニカがやっぱり堂に入っていて、
ふたりが奏でる情景は、枯れ葉舞う冬の小道も陽が差すようななんだかあたたかいStill~。
最後にはお客さんも一緒にラララでコーラスしたら、ステージも客席もない一体感が会場を包んでやさしく閉じる、これぞ木根ソロライブの醍醐味!
そしてみたびの「ありがとうございました!」の声とともに、木根さん
「ナイショだよ?」
小室せんせいがきてたことをSNSに書いたらダメだからね、夜公演もあるんだから!
なんてひそひそ言ってくれたけど。
「はい買い物にいって」と、追われるようにステージソデに消えていった美貌の音神様、
思いっきり書いてるんだよね、Faniconのグループチャットに。
「さて、木根さんのところに行かないと」
……知らぬは尚登ばかりかな……
(私も知らんかったけどなw)
https://vt.tiktok.com/ZSjcXE9Fm/
小室哲哉さんのTikTok
セットリスト
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