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【ELECTRO福岡2️⃣】BillboradClassics ELECTRO produced by Tetsuya Komuro~福岡サンパレス~

さあ、お待ちかねの第二部です。

客電が落ちると、まずはオーケストラフィーチャーで、
ドヴォルザーク交響曲第9番『新世界より』第2楽章
(日本でいうところの「遠き山に日は落ちて」)
HISTORIAの時もだったけど、お客さんがほぼ素人ということを考えると、こういうわかりやすい曲をインサートしてくるのはさすがいくろう先生だわ。

小室先生はそのあとを引き継いでピアノからの『FREEDOM』

ゆるいスポットライトのもとで照らされるその人は、一部からお衣装替え。
露草色のような、少し黄味がかったマットブルーのスーツ、パンツの形はベルボトム。
インも合わせてペールブルーのシャツにはビジューがたくさん載ったようなおもちゃ箱のカラフルさ。
お、靴はbillboard tokyo公演から履いてるぴっかぴかのカカオカラーのショートブーツだ。
金髪のその行方はバックでちんまりぼんぼり結い♡

montageをヴぃヴぃいわせて、身体ごと沈めるようにかなりアグレッシブなアドリブ感が今日は素敵💕
それを聴かせるためにAメロBメロあたりの楽器構成薄めのオーケストレーションも良い。
そうそう、HISTORIAもこういうふうに聞きたかったんだよね。
全体のダイナミクス感、楽器の重ね方や構成もずいぶん練ってると思う。

そしてそんな熱っぽいプレイのあとのMCがナゾなのも小室先生ならでは。

「んー…20分も休憩があるなんて、いつものライブでは考えられないですからね…

 …二部はちゃんと頑張ります

ってどーゆーこと?
一部は頑張ってなかったんかいwww 

めちゃくちゃ綺麗でカッコよくてめちゃくちゃすごい人なのに、時々めっちゃ不思議ちゃんになるのホント可愛い💖www
心の中で突っ込みまくってヒーヒー笑ってたけど、
続いて小室先生が呼びこむのは本職のお笑いの方(ん?)ですw

「じゃあ入っていただきましょうか、本日のゲスト、、木根尚登さんです!」

主役キターーーーーーーーーーーーー❣️

って、………ぶっふぉ!🤣🤣🤣

♪ゆかたの~きみぃは〜すすきの~かんざーしぃいいい

アコギの流しスタイルで「旅の宿」を弾き語りながら上手ソデから現れたきねたん、
ミラーボールも真っ青のキラキラゴールドのショートジャケットに、インのシャツとパンツはブラック。

まさかの金ピカ野郎の登場です✨✨
(本当に期待を裏切らないオトコです💋w)

ドS王子🤴と爆笑王👑(木根尚登公式Xより)

サンパレスの客席からの歓声とも爆笑ともつかない拍手の中、止めても歌う吉田拓郎。

「いやぁ、今日は一升瓶持ってこようかとおもっちゃったもん…知らない?ドリフのコント」

いくろう先生だけがにこにこうなずいてるけど、客席もステージもだいたい( ゚д゚)ポカーン
(酔っ払い加トちゃんが一升瓶に指つっこんでコンダクターやっていえっぷしゅ!ってなるやつらしい。知らんわww)

「僕がゲストで本当に大丈夫ですか?」
「僕でいいんですか??」
とか言いながら、BeTogether弾いて(アコギでくるっくる廻ってキラキラさせてる人間ミラーボール🪩。

木根無双。

小室せんせも手が付けられず半笑いでしばらく放し飼いにしていたものの、与太話もだんだん下火になってきたとみるや

「えー笑いも少なくなってきたし、曲にいきましょうか」

さすがリダー、バッサリ⚔️です。
これこそ"produced by 僕"( ´艸`)
さっきまでなんかもじょもじょナゾMC連発してたのに、木根たんにはドS発揮するのホント好き♡(仲良しぃ!)

『Carry on the memories』は、アコギ木根たんのmontage小室先生というよんまるスタイル。
ピッコロやフルートのほろほろ感が、なんとも言えないフォーク感です。
全日本中学合唱コンクール課題曲感ハンパない。
脳内には
「あの素晴らしい愛をもう一度」が流れてましたw

最後にオジギした時にマイクに肩が当たってガスッとか言わせてた木根たんには笑いの神がつきすぎてる。

さて、曲が終わるや否や、とっとと場所替えの木根たん、ピアノ椅子に座ろうとしてリダーに突っ込まれてます。
「"ピアノも弾けるんですよ"、って紹介してから場所移ってもらう流れだったのにー🤨」
せっかちすぎて段取り台無しw

金ピカジャケットが存外に短いことを指摘されて「いやん」て感じに手でおなかを隠したきねたんに、
めちゃくちゃ冷静なエガオが、
「大丈夫、履いてますから」
世界の安村ツッコミがww
\ wearing paaaaaaaants!!!🙌 /

JAPAN EXPOでの履いてるおふたり

(木根たんてば、次の西宮ではシャツアウトで金ピカジャケットもオープンだったので、今更隠すなよおおおおとお怒りのわたくし。絶対福岡ver.のほうがよかった)

次の曲は、S3Fツアーで木根ピアノが好評だったことで提案したという『YOU CAN DANCE』です。
当のきねたんは、世間一般的にはTMの"ギタリスト🎸"が、ある意味クラシック寄りとも言えるピアノ🎹を弾くとは思っていなかったらしく恐縮しながら
「半音違ってたらすみませんね」
ってオケのみなさんにぺこりんしていました。

まぁ半音違ってたら大事故だけどな…w

そして始まるボーカルのない『YOU CAN DANCE』💃🕺✨(ver.Stand3Final)
ジャズともまた違う、少し乾いた音のする木根ピがまるでサーカスの始まりのように不思議の国に誘うイントロ。
(これも小室先生arr.なんだよねーmjd天才!)
そして小室先生は、、キターーーーーー‼️
mind control氏を肩からぶら下げ、ステージの前方までやってきてくれます。
きゃー近いーーーーーーーー!!
すきーーーーーーーーーーーーーー💕(チョロすぎる)

センターからまずは下手側、そして上手側へと、ブルーな小生意気のショルキー小室先生が時々お手振りなんぞしながらうろうろうろうろしてくれます☆
片手でスイッチングしながら片手でキーを叩く両手弾きが目の前で繰り広げられるさまには感動で思わずうるうる🥹
はぁぁぁぁすきーーーーーーーーー💕💕(本当にチョロすぎる)

U CAN DANCEだったので、個人的にはインタールードの金管パート🎺をリアルホルンやトロンボーンがstanding upでパパパパしてくれるかな!と期待してたんだけど、そこはしないのがいくろうオリジナル(?)

イントロのギターパートをはじめとして、全体的にバイオリンが底支えするような、tomorrowland(symphony of unity)みたいな元オケを活かした綺麗なオーケストレーション。
(むしろマインドコントロールのほうがギターっぽかった)
なんともびゅりほー系ユーキャンダンスでした。

だけどこれはやっぱり立って踊りたかったなーー!
TMのライブばりに、リングライトが会場中を色とりどりにゆらしためちゃくちゃ楽しい時間でした♪

リングライト¥1,000なり

とってもブラボーな時間が終わって、なぜか逃げるようにさっさとハケる木根たん。
小室先生も「あれ…?行っちゃった…」って感じでぽかーんw
なんなのもう、爆笑王にもほどがあるだろ❣️
(ありがと♡楽しかったー♡きんぴかジャケット私には大好評だったよおお♡イケ木根らぶ♡)

そんな嵐のようなひとときからガラッと色が変わって、ライトが仄暗くおちたら広がる静寂。
木根たんにつられたのかちょっとジャジィなピアノが響く『Angie』は、
今日のピアノはなんだか妙に艶めかしい。
そこにチェロが謡うように乗ると、さらに艶めかしく響く悲哀と運命。

つぎのゲワイオケver.はやっぱり私には水戸黄門だなぁw
シンフォニー系にするとどうしてもダークでスマートな感じは抜けちゃうよね。
音数の多さがスケール感になって、逆に重さや歴史がのっちゃう感じ。
原曲のスネアレスって案外効いてたんだなと、こんなところでふと思う。

そして本編ラストは『South beach walk』

はじまりのチェロのまろっとした木の音が南国のじっとりした暑さを醸し出すなか、
鍵盤は細かくパッセージを刻んで、そこにふとした涼風をはこんでくる。
海と砂浜の広がる南の島の木陰、ハンモックでお昼寝しているような音の気持ちよさ。
ポップスやロックのライブのように、ラストに向かって盛り上がっていくのではなく最後にちょっとカームダウンしてくるのがなんとなくclassic?なのかしら。

あの金ピカ✨のひとがくるくるしていた喧騒がうそのような穏やかでゆるやかなエンドマーク。
アウトロのチェロがこんどは誰かのあくびのようにまどろみに誘いながら、ピアノとからまりあって静かにおちていきました。

青弦さんのところだけフットスイッチがあるんだよね


ECは『背徳の瞳』と、セットリスト未記載の『gravity of love』

福岡と西宮は木根さんと喋りすぎ?だったとか言ってたけど、だいぶ声域がつらそうな歌声にちょっとハラハラ💦
それを補う意味だったのか、マインドコントロールを背負った背徳の瞳はやたらと長いアウトロで、上手下手にうろうろしてくれたのは嬉しい演出だったかな。
福岡はホントに長かった。
(とはいえ大事にしてくださいな)

背徳の瞳ってハードロック?
なのかしらんけど、対極にありそうなハードロックってアコースティックオーケストラにはよく合うよね。

そして、もう私これ大好きだわ。
シンセリフとエレクトリックドラムのポップな原曲に比べると、弦がわかりやすいオシャレコード進行を辿るgravity of luv。
都会の夜をすべるようなswing感に思わず心まで揺らされる。
これいいねえ、いくろうせんせ!🎶

そんなこんなで。

とりあえず木根尚登にすべてもっていかれたELECTRO福岡サンパレス公演😅

気やすさもあったのか、にこにこドSな小室先生が見られたのがもう大満足なフライデーナイトでございました♡
(はあ、、私も小室先生に「バッカじゃないの!」言われたい…🥰←それ、こむたんが言われたほうよw)

音としては、今日はかなりジャジィな感じのするアドリブ多めじゃないかな?
弾き込み感もとっても耳福💕

終演後の福岡サンパレス

最後はもういちど木根さんを呼び出してのカーテンコール。
(下手側からハケるとき、木根さんてばいくろう先生におそいかかってハグしてたぞw)
全員を送り出してもまだなんだかステージで🎤持ってうろうろもぞもぞする小室先生に、客席からは急に
「もう一曲!」
の声が、、、

まさかと思ったら、ええー☺️って顔しながらも
don't wanna cryとseven days warをピアノでぽろぽろと弾いてくれました✨
うわあ、、、いいな、素敵💓
えくすとらありがとう♡


外に出ると、真っ暗な夜空のしたは冷めることのない熱風🌙せれな〜で⭐︎(ふっる!)
いつもながらサンパレスは交通の弁が悪すぎるわと思いながらぽたぽたと落ちる汗をふきつつ、コロンコロンと下駄の音を響かせてホテルへ戻る道すがら。
ふう😮‍💨
100億年ぶりのファンサにまだドキドキがとまらないわ💓

生きてたらまだいいことってあるもんだなあ…
(ちな西宮では木根たんにお手振ってもらったぜイエイ🎉)

…こんなんでファンやめるなんてできるの私😅

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