むすび食堂/門田裕子さん
2022年4月15日&22日放送
今回のお客様は、お弁当販売の「むすび食堂」代表、門田裕子さんです!
▶ 料理を作って喜んでもらった経験
両親が自営業だったこともあり、小学生の頃から自然と料理を作るようになったという門田さん。お兄さんと一緒に作った料理を、お父さんが「美味しい!!」と大袈裟に喜んでくれたこともあって、料理で誰かを喜ばせることの楽しみを覚えていきます。
学校卒業後は医療関係に進みますが、休日に友人と共にカフェめぐりをするようになって、徐々に「食に関わる仕事をしたい」という思いが強くなり、両親の反対を押し切ってカフェに転職!念願の飲食業界に入りました。
カフェでは調理を担当しますが、オーダーが立て続けに入ったりすると慌ててしまってミスをしたり、料理を提供するまでに時間がかかってしまったりして、時間との闘いを乗り越えることが出来ずに一度は挫折…。
ですがこのときの経験が今の仕事に生きてくるのです!!
▶ やっぱり自分でお店をしたい!
その後、結婚・出産を経て、近くのお弁当屋さんでパート勤務し始めた門田さん。「おかずは自分の好みの味で作っていいよ」と言われて、いろいろなレシピを調べて調理していくうちに「これなら自分でも出来るのでは?」と思うようになったそうです。
お弁当のおかずを盛り付けるときのワクワク感、そしてお弁当を召し上がったお客様からの「美味しかったよ」の声に背中を押されて自ら起業することを決意した門田さんは、2020年11月に「むすび食堂」をスタート!
この「むすび食堂」という名前には、人と人を結ぶという意味と、これまでいろんなご縁に結ばれてきたことへの感謝の思いを込めたそうですよ。
▶ お弁当づくりへのこだわりは?
「むすび食堂」で販売しているお弁当は…
【 わっぱ弁当 】と【 もりもりわっぱ弁当 】の2種類!
わっぱ型の容器にごはんを敷き詰め、その上に7~8種類の日替わりのおかずを載せた見た目もカラフルなお弁当です。
門田さんがお弁当をつくるうえでこだわっているのは味付けと彩り!
皆さんそれぞれに苦手な食材があると思いますが、味付けの工夫で少しでも食べやすく感じてもらいたいと思ってつくっています。また見た目でも食欲をそそりたいと、赤、オレンジ、ピンク、緑、紫などの彩りも重視!
そのほかに、サクッとした揚げ物、シャキッとしたお野菜など、食感の違いも感じてほしいと思っているそうですよ。
門田さんのやさしさが詰まったお弁当をぜひ召し上がってください!
▶ イベントでの出張販売も?
「むすび食堂」ではお弁当の店頭販売・配達販売以外に、イベントでの出張販売も行っています。
これまで参加したイベントは…
■ えいマルシェ(高知蔦屋書店)
■ 高岡蚤の市(土佐市ドラゴン広場)
■ とさむすびお披露目マルシェ(土佐市つなーで)
■ 昼も夜もテイクアウトフェスタ(高知市中央公園) などなど
イベントに出店することでお客様と直接お話が出来たり、同業の出店者同士の交流が出来たりすることが魅力だそうです♪
イベントでは【 わっぱ弁当 】【 もりもりわっぱ弁当 】のほかに、土佐市の名物「ぶしみそ」で作った【 えび大葉味噌 】も販売!出店の際は小学生のお嬢さんたちも袋詰め作業などを手伝ってくれるそうです。
🚩【 次回のイベント出店 】
4月17日(日)に高知市南新田町の「高知県生花市場」で開催されるイベント『タラートヌンワン春』に参加します!
当日販売するお弁当の予約は、4月15日(金)19時からInstagram のDMで受け付けるそうです。飲食や雑貨などたくさんの出店のほかに、音楽ライブ、ミニブーケつくりのワークショップもあります。ぜひお出かけください。
▶ 夢が叶ったPOP UP出店!
お弁当販売を続ける中で門田さんが願っていたことがあります。
それは、温かいうちにお料理を提供すること ─。
具体的には ”わっぱ弁当とお味噌汁を提供するお店”をしたかったそうです。
そんな門田さんのもとに高知蔦屋書店の空きテナントを一日貸してもらえるというビッグチャンスが到来!「やったことがないことにチャレンジする」がモットーの門田さんにとってはこれは大きなチャレンジでした。
期待と不安の中で準備を進めて迎えた 2022年1月29日(土) ✨
ふたを開けてみるとたくさんのお客様が行列をつくって待ってくださり、温かい状態で提供したお弁当はすぐに完売!まさに夢が叶った瞬間でした♪
▶ 料理教室にもチャレンジ!
料理上手な門田さんは自らが講師になって料理教室を開催しています。
以前から一度はやってみたいと思っていたそうで…
■ 直接お客様とお会いしてお話をしながら料理を作ってみたい!
■「むすび食堂」のおかずをそれぞれのご家庭で役立ててもらいたい!
■ 自らの活動の幅を広げるために新たなチャレンジをしたい!
との思いから、2021年6月に高知蔦屋書店3F「KANO PLAT LABO」で初めて開催しました。
やるからには地元のものをPRしたいと思い、土佐市「竹内商店」さんがつくる「土佐のぶしみそ」と「かつおの角煮」を使った料理をピックアップ!
午前の部は参加された方とスピードおかず5品を作り、午後の部は門田さんが進行するデモンストレーション型での開催だったそうです。
また2021年9月には高知市おびさんロードのレンタルスペース「Kanau」で「豆匠庵」の谷脇まりさんとタッグを組んで料理教室を開催しました。
コンセプトは「大人がゆっくり楽しめるワークショップ」!
参加者の皆様と、テンペの照り焼き、凍り豆腐のカツ、紫キャベツのらペ、小松菜と切り干しのおひたしの4品を作ったそうです。
今後も積極的に料理教室を開催していきたいそうですよ♪
▶ 今後の目標は?
2020年11月のオープンから間もなく1年半となる「むすび食堂」。
全力で走り続け、新しいチャレンジにも取り組んできた門田さんは、家族や友人のサポート、関係者の皆様の導き、そして何よりもお弁当を召し上がってくださったお客様への感謝を胸に今日も料理の腕をふるっています。
今後の目標として
「まずはお弁当屋さんを継続させたい」とお話しいただきました。
自分がやりたいと思う仕事を続けて来られたのでその姿を娘たちに見せ、
彼女たちが大きくなった頃に一緒に手伝ってもらえたら最高♪ だそうです。
また高知蔦屋書店でのPOP UP出店大成功を受けて、
「イートインスペースのあるお店を持ちたい」という夢もできました。
出来れば海の見える場所で、おばあちゃんになるまで料理を作っていきたいと語ってくださいましたよ。
これからも、思いがいっぱい詰まったお弁当で多くのお客様を笑顔にしていってくださいね!!
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