器と雑貨のお店「Kos」/鍋島直子さん
2022年6月17日&24日放送
今回のお客様は、器と雑貨のお店「Kos」の店長、鍋島直子さん!
▶ 雑貨屋さんへの憧れ
社会人として働き始めた頃から雑貨屋さんを巡るようになり、お店ごとに異なる独特の雰囲気を楽しんでいたという鍋島さん。例えば、海外に行ってる気持ちになったり、近未来を感じたり、昔々の日本に来たような、高知に居ながらいろんな場所に行ってる感覚がとても好きだったそうです。
そんな憧れを抱きつつも、飲食店などで勤務したあと、結婚・出産を経て数年間、関西で過ごしますが、高知へ帰ってきたタイミングで知り合いの社長さんから声を掛けられます。
── 近々、新しい会社を立ち上げるけど、あんたも何かしてみんかね?
軽い感じで声を掛けてもらったので、「じゃあ、何かしてみようかなあ」と軽く考えた鍋島さん。お友だちに相談してみると「それなら良い物件があるでー」と、高知市南御座の今の店舗を紹介され、知り合いの社長さんもそれを気に入って、あれよ、あれよという間にお店をすることになります。
当初は勤務経験のあった飲食店を考えたそうですが、自分ひとりで出来る店が条件だったことから、「それなら憧れの雑貨屋さん!」との考えに!!
そんな中、店舗オープンに向けて最後に背中を押してくれたのは、当時小学2年生だった娘さんの一言だったそうです。
── ママ、今いくつ? 夢を叶えるにはギリギリの年やろ?
やるなら早くしたら?
その言葉を受けて、鍋島さんは最後のチャンスに挑戦することを決意!
2021年9月28日、器と雑貨のお店「Kos」をオープンしたのでした。
▶ 日常使いにちょっとした贅沢を!
高知市南御座にオープンした「Kos」は器と雑貨のお店。「高知蔦屋書店」さんの向かいにある洋服屋さん「Made Snooze」さんの真裏にあります。
【住 所】 高知市南御座7-40
【営業時間】 平 日 午前11時~午後4時
土日祝 午前11時~午後5時
【定休日】 毎週火・水曜日
【電話番号】 088-856-7051
店名の「Kos」とは、ノルウェー語で「くつろぎ」や「抱きしめること」、「平凡な幸せ」という意味。のんびりコーヒーとシナモンロールを食べること、誰かと一緒に笑うこと、といった何でもないような日常的な幸せを表しているそうです。
お店で取り扱っている商品は「器」がメイン。「Kos」のInstagramには、カラフルで個性的な器がたくさん掲載されています。
そんなたくさんの器の中から、今橋さん、尾崎さんに、気になる器をピックアップしていただきました。
まず、今橋さんが気になったのは … コチラ!
こちらは、宮崎県北諸県郡三股町「生楽陶苑」の園田空也さんが作った器で、華やかでありながら深みのある花柄が特徴。落ち着いた色合いもいい感じですよね♪
◎ 生楽陶苑 ホームページ
続いて、尾崎さんが選んだのは … コチラ!
こちらは、沖縄県中頭郡読谷村「一翠窯」さんの作品で、カラフルな色使いと、ポップなデザインが魅力。一枚一枚手づくりで製作しているので、同じデザインでも微妙に模様が違い、お客様は一枚一枚見比べながら買って行かれるそうですよ。
◎ 一翠窯 ホームページ
そのほかにも、いろんな器が揃っている「Kos」さん。
木製の腕時計やカバン、可愛いちょうちんなどの雑貨もありますので、是非一度お店を覗いてみてください!!
▶ 好みの器で食卓を華やかに!
皆さんは、ご家庭でどんな食器を使われているでしょうか?
シンプル・イズ・ベスト!と、白いノーマルなお皿を使われている方が多いかもしれません。でも、器の力ってホントは凄いんです!!
例えば、地味なお料理も、カラフルな器に盛り付けるだけでワンランクアップした料理に見えますし、スーパーで買ってきたお惣菜も、カワイイ器に盛るだけで罪悪感がなくなります(笑)
作家さんが作る器は値段が高いのでは?とお感じの方もいると思いますが、「Kos」で取り扱っている器は、3千円~4千円台のものが多く、お手頃な値段になっています。
実際に盛り付けてみて初めて分かる“器のパワー”!
皆さんも是非実感してみてください♪
▶ イベント出店にも積極的!
2021年9月の「Kos」オープンからおよそ9カ月。
最近では県内各地で行われるイベントにも積極的に出店しています。
イベント出店をきっかけに店のことを知ってもらったり、器が好きな人とお話が出来たり、また同じ出店業者同士で仲良くなることも魅力だと感じているそうです。次回は、7月24日(日) 高知市大津の「RKC住まいるパーク」で開催されるイベントに出店する予定だそうですよ。興味のある方は是非足を運んでみてください。
▶ 今後の目標は?
最後に、鍋島さんの今後の夢や目標を伺いました。
■ 展示会や、店舗前テラスにてイベントを開催したい!
■ 器に興味はあるけど手が出せないでいる人たちの
“初めての一歩” のような身近に感じてもらえる店にしていく!
9月にはオープン1周年を迎える「Kos」さん。
店舗前のテラスでマルシェを開く計画もあるそうです。楽しみですね。
今回お話を伺って「器って、意外と敷居が高くないんだな」と感じました。まずは今度のお休みの日に「Kos」さんでお気に入りの一枚を探してみませんか?鍋島さんとの会話の中で、きっと器の魅力を感じていただけると思いますよ♪