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【独立・起業のリアル】<序の章 No.16>母校へ起業に関する拙著を参考図書として寄贈

 二〇一八(平成三十)年春頃に、群馬県の地元紙「上毛新聞」の紙上で、母校である群馬県立前橋商業高等学校のビジネス総合科において「起業」の授業があり、その記事が紹介されておりました。

 そこで、同校に問い合わせを致しましたところ、その活動の資料をたくさん送って下さいました。一読しましたが、そのなかには授業内容や他校との研究発表会、その他CDを含め、多くの関係資料がありました。

 それらの内容から、若い生徒の皆さんのひたむきで、かつ真剣な様子に頼もしさを感じました。そして、私の在校時と違い、このように高校時代から「起業の志」にふれて、あらかじめ起業について勉強しておくことの大切さを改めて認識し、大いに感じるものがありました。

 私は同校を卒業後、上京してさまざまな経験を経て、徒手空拳でコミュニケーション・メディア事業会社を創業し、多くの歳月が経過しました。この間、事業経営の他に若い方々の「起業家を生み・育てる」活動の支援を通して、独立・起業に関する出版物を数多く世に出してきました。そのなかで、特に起業の初歩的な事柄にふれた冊子五種類を選び、同校に各数十冊を寄贈しました。

 ご担当のT先生が私の思いをより多くの生徒に伝えるために、生徒によるポスターを作成し、図書館司書の協力を得て、図書館の入口すぐの展示棚と書籍棚、同様に実習室にも掲示して下さり、ご親切に写真を頂きました。



 また、授業においては寄贈冊子を読み、生徒自身に役立つ、心に残るキーワードを自分の考えとともにレポートにまとめる課題などとして、活用するとのことでした。

 私としましては、拙著が後輩の人たちのお役に立てそうで、大変光栄で有
難いことだと思っております。


ビジネス総合科 T先生よりのメッセージ
 塩原様の思いを、より多くの生徒に伝えるため、生徒によるポスターを作成し、図書館司書の協力を得て、入口すぐの展示棚と書籍棚、同様に実習室にも掲示させていただきました。また、授業においてはご寄贈いただいた本を読み、自身に役立つ、心に残るキーワードを自分の考えとともにレポートにまとめる課題などで活用させていただき、ありがとうございました。


 以後、折に触れ独立・起業に関する書籍を発刊しました。これは、世にあふれる数多くの独立や起業に関しての冊子に接し、責任を持って「正しい独立・起業」、それに続く「正しい経営」への理解を深めて頂きたいという思いからでした。
 ともかく、「失敗しないこと」に注力することの冊子でした。

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