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好きな漢字のこと(第2回)

昔から好きだった漢字のことを、記憶を思い出しながら気ままに綴っています。今回は2回目です。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 20年勤めた職場を退職~現在

 嘱託の会社員として、民間企業に2年9か月勤めていた時、漢字検定一級を取得しその後退職。平成14年4月、地元の市役所に転職しました。
 20年勤務することになりますが、今思えば非常に甘ったれた考えであり、愚かでした。そのため辛い苦しいの連続になります。
 最初に配属された部署は14年、異動後の部署は6年いました。人間関係を築くのも上手ではなく、コミュニケーションをとるのも下手でした。
 異動先の部署での最後の数年間は、
「いつ辞めようか。」「どうしたら辞めることができるだろう。」ばかりを考えるようになっていました。家のこと、同居の親のことを考えると、なかなか踏ん切りがつきませんでした。
 そんな時、「何か気を紛らわせるものが欲しい」と思うようになり、
昔から自分は漢字が好きだった事を思い起こしました。そして、帰宅後は再び漢字の勉強を始めるようになりました。
 社会人用の漢字ドリルを購入し、やってみると、案外読み書きが出来ない忘れている事が多く、驚きました。
 危機感を覚え、それからはできる限り机に向かい、1日1ページでもやり続けました。(現在も継続しています。)
 もう一つ、令和4年1月から合気道をはじめて、週1回のペースで通いはじめました。さらにその年の6月から、漢字教育士の資格取得のための勉強をはじめ、2年後の令和6年、資格を取得しました。
「このまま嫌々仕事を続けていても駄目だ。」
そう思って、漢字教育士の資格は勉強中でしたが、令和5年3月、20年勤めた職場を辞めました。

 現在、近隣の市の公民館で漢字の講座を月一回のペースで開いています。
漢字教育士の資格勉強の時もそうでしたが、勉強すればするほど、
「自分は何も知らない。ほんの表面的なことしか理解していない。まだまだ未熟だ。」そう思うようになりました。
 一番気を付けていることは、
「このくらいは知っているだろう」と思ってしまう事。そして、
「いかに相手にわかりやすく伝えられるか」。
 今年4月から講座を開始し、試行錯誤を何度も何度も繰り返しています。
しかし、
「辞めた方がいいか」
とは思わないです。それは、なんといっても好きなことをしているという
満足感があるからだと思います。

 
 



 

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