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「月足ぴょこん」を追いかける(その3)
こんにちわ、banchoです。
今日は四季報新春号に示された「月足陽線がぴょこん」と伸びた銘柄のうち、6869シスメックスを取り上げたいと思います。
6869シスメックス
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会社ロゴもシンプルで優しい印象。
シスメックスは、検査検体の機器・試薬で高いシェアを誇ります。海外比率が87%もあって、新興国での成長も続いていることが伺えます。
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現時点でのチャートは、新春号発行から1か月経過しておりますので、12月の月足も表示されています。11月の月足ではぴょこんと陽線が出たのですが、12月は陰線で終わっています。
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ちょっと割高か?
四季報に表示されているPERは、
25.3で35.7倍
26.3で31.8倍とあります。ちょっと高いかなー。。。
では営業利益率の伸びと比べてみましょう。直近では6.4%の伸び(画像2つ目、マネックス証券画像)、今後を見ると、10%以上の伸び。24.3から25.3の伸びでも15%。そうですねー、PERがこれの2倍以上ありますので、「割高」と判断します(私は)。1倍から1.5倍くらいの範囲であればお買い時かもしれません。
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他社と比較すると他社を買いたくなることも。
四季報に記載してある「比較会社」と並べると上記のようになります。テルモの伸びがスゴイ。そして1株利益でみると堀場製作所が断トツ。株価も堀場製作所が圧倒的です。(9000円台。他は2000円台。)
売上はきれいに右肩上がりなんですね。特に海外の伸びが大きい(国内の伸びがほとんど分からないくらいに)。
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サブスクの先見。
検体検査で高いシェアを誇っているのと、検査機器の販売の後、試薬やサービスを継続的に提供できる点が強そうです。(プリンターを買ってもらった後に、継続してインクを買ってもらうようなイメージ)いわゆるサブスク。
インドに注目していると。
海外展開が進むシスメックス。次のターゲットは、インドやアフリカにあるようです。インドは2023年に人口が世界一になりましたよね。そしてアフリカでも経済成長が目覚ましい。ヘルスケア関連もきっと大きな需要があるでしょうね。
少ない浮動株。
四季報をじっくりと見てて一つ気になったことがあります。浮動株が1.9%しかないのです!浮動株とは、発行済の株のうち、私たちが売買できる割合。創業者や役員などが保有して出回らないものは固定株と呼びます。浮動株の割合が低いってことは、株価の変動が大きくなる傾向にあります。月足ぴょこんの後に、ぐぐぐーっと伸びていくのでしょうか?(期待)
オチ。
ちなみに、比較銘柄3社を念のため調べてみました。なんと、これら3社とも、浮動株比率が低かったのです!(ガーン)うっそー。期待したのにぃ。
最後に。
シスメックスの株価は、冒頭に示したように、22年の1月、2月に暴落しています。このとき何が起きていたのか、困ったときの「Perplexity」君に聞いてみました。以下が回答。
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さらに、当時のPERも聞いてみましたが、50倍を超えていたもよう。さすがに高い。しかし今は30倍台。そしてホンダ・日産(三菱もか?)の統合により日経平均の構成銘柄を追加する候補としても挙げられています。シスメックスが。これは今後の株価上昇にも期待が持てる(か)。
お礼。
今回も最後まで読んでくださり、大変ありがとうございました!