アーティストに直接プルーフを注文してみませんか？という話
はじめに
どうも、最近アーティストプルーフを初めて入手した、気になっているという人が多くプルーフ沼の中からうんうんと頷きながら眺めているイツキと申します。コレクターとしてプルーフに興味を持ってくれる人が多くなってくれるのはとても嬉しいことだと思っています。
店舗でプルーフを扱うことも増えてきて、気に入ったものを購入する人もいます。オークションや抽選を突破して特別なものを手に入れる人もいますね。(とても羨ましい)
プルーフの入手手段にはいくつか種類はありますがプルーフに興味を持った人は簡単な手段から段階的に手を出していく傾向にあると個人的に思っていて難易度別で大まかに書き出すと
易 ・店舗やコンベンションなどで購入
↓
・ebayに出品されているものを購入
・Etsyを通してアーティストに依頼
↓ ・アーティストの個人サイトから依頼
・BOOTHなどの販売サイトで日本人アー
ティストに依頼(機会少なめ、人気上昇
により競争激化のため難度高)
↓ ・エージェントを通じて、またはアーティ
難 ストに直接メールを送り依頼する
このような感じでしょうか(あくまで個人的に考えたものです。)
プルーフを初めて手に入れた！と投稿していた人がアーティストに依頼してプルーフを手に入れた！とか、そういった投稿しているところを見かけるとかなーり嬉しいのですが残念ながらそういった人は少ないです。
値段とか英語とか色々ハードルが高いのでしょうがないと思うのですが、コレクターとしてはもう少しこのプルーフの沼に踏み込んでもらいたい…
そこで、ハードルを少しでも下げることが出来るようにこの記事でプルーフを依頼してみたい人向けに比較的に簡単なEtsyというサービスで依頼する手順を自分なりに書いてみたいと思います。
内容としては
・依頼、もしくは注文する前に準備した方が良
いこと
・具体的な依頼する流れ
・独断と偏見で依頼しやすいアーティスト
等をまとめてみようと思います。
事前準備
・paypalのアカウントを作成する
決済手段として広く用いられているのがpaypalです。paypalのホームページやアプリから必要な情報である名前、電話番号、メールアドレス、住所を入力して自分のアカウントを作成しておく必要があります。
paypalのホームページはこちら
・paypalアカウントに支払い方法を登録する
アカウントを作成しただけでは支払いには対応出来ないので支払い方法を登録しておく必要があります。方法としては銀行口座からの口座振替、またはクレジットカードやデビットカードでの支払いを登録することが出来ます。
＊銀行口座の登録には時間がかかります。
・海外向けの住所表記を用意しておく
海外と日本での住所表記は違うのでスムーズに取引を進めるためには海外向けの住所表記を用意していた方が良いと思います。具体的には
Full Name: 名前
Street Address:番地
City: 市町村
State: 都道府県
Zip Code: 郵便番号
Country: 国
Phone number:電話番号
これらの項目に自分の住所を当てはめておくと配送先を指定する際に便利です。
もっと具体的に書くと
〒100-0014
東京都 千代田区 永田町 1-7-1
コスモスハイツ部屋番号8
090-1111-2222
山田太郎
であるならば
Full Name:Tarou Yamada
Street Address1:1-7-1 Nagata
Street Address2:Kosumosu Haitsu #8
City:Chiyoda
State:Tokyo
Zip Code: 100-0014
Country:Japan
Phone number:+8190-1111-2222
となります。
様々な表記の仕方があるので迷いますが、多少の間違いがあっても最終的には伝われば良いみたいです。住所の表記方法に関しては名刺専門店のホームページに詳しい解説がありましたのでどうぞ。
・Etsyにアカウントを作成する
もちろん利用するEtsyのアカウントも作成する必要があります。比較的簡単にアカウントは作れます。
注意点は配送先に設定する住所を海外向けの表記にしておくことです。設定した住所がそのまま相手側に行くので日本語で設定していると日本語で伝わってしまうためです。
めちゃくちゃ色々面倒ですが、ここまで準備すれば後は実際に依頼してみるだけです！
paypalはebayでも使用出来ますし、後にアーティストとのやり取りをするようになった場合も毎回の支払いで使用することになるので登録しておいて損はないと思います。
実際に依頼してみよう
では、今回はわかりやすい例として無駄省きのアーティストプルーフが欲しい場合はどうなるか一連の流れを書き出して見ます。
1.Etsy内でショップを見つける
依頼したいアーティストのショップを探します。方法としては
・Etsy内で検索する(artistproofやアーティスト名で検索してみる)
・アーティストの個人サイトにEtsyのリンクがあればそこから飛ぶ
・アーティストの名前でググる
・アーティスト名+artistproofでググる
アーティスト名はカードの左下に書いてあります。無駄省きのアーティストはMatt Stewartさんという人みたいですね。
Etsy内で検索をかけてみると色々出てきますので適当に詳細を見てみることにします。
別のカードですが、同じアーティストのプルーフが出てきたのでここからショップにアクセス出来そうです！
2.目当てのプルーフがあるか確認する
ショップ内も検索出来るので目当てのカードがあるか調べてみます。
ありました！
3.いよいよ注文する
ここまで来ればあと一息です！
まずは商品の詳細という項目があるので読んでおきましょう。言語を日本語に設定していると左上に翻訳するというボタンが出てきて押せば翻訳してくれるので安心です。
次にサインとスケッチの種類を決めます。
選択したらカートに入れます。
カートのタブを押すとこのような画面になるので注文を完了するために会計に進むを押します。
送付先の住所を選びます。海外向けの住所表記になっているか確認しておくと良いでしょう。
支払い方法を選択します。今回はpaypalを使用することにします。paypalを使用する場合は一時的に外部のページに飛びます。最初は驚きますが、正常な動きなので心配ありません。
paypalのページに飛びます。支払い方法をここで選択します。選択したら注文の確認を続けるを押します。この時点ではまだ支払いは確定されていません。
Etsyに自動で戻り、注文内容の確認画面が表示されます。ここで最終確認をすると良いでしょう。発送方法も選べます。値段が高いものを選ぶと、荷物の到着が速くなります。追跡は一番安いやつでも出来ます。ただ、保険は付いていないのでもし保険が欲しい場合はアーティストへメッセージを送り、保険付きの配送に変更出来るか問い合わせしてみると良いでしょう。
また、Mattさんはリクエストを受け付けています。
ここにリクエスト内容を書きます。
確認が終わったら注文するを押せば完了となります。お疲れ様でした！後は相手側の発送連絡を待つのみになります。
発送された時は通知されます。Etsy内で荷物の追跡をすることが出来ます。追跡情報を逐一チェックするのも自分で依頼した場合の醍醐味の一つです。
Etsy内で依頼出来るアーティスト
せっかくEtsyでの依頼方法を紹介したので依頼出来るアーティストも何人か紹介したいと思います。
Matt Stewart
依頼の例で触れましたが、もう一度Matt Stewartさんをご紹介。
イラストを担当したカードといえば魔力の墓所やナルコメーバでしょうか。人物や建物、クリーチャーなど幅広いジャンルでイラストを描かれています。
スケッチのオプションも鉛筆画、水彩、アクリルガッシュの3種があり、クオリティも高く、リクエストも受け付けてくれるので最初に依頼する時の個人的おすすめアーティストです！依頼料もリーズナブルなので注文しやすいです。
ショップのページはこちら。
Justyna Dura(Gil)&Piotr Dura
ポーランドを拠点にアーティストをされていて、それぞれ違ったテイストのイラストを描かれています。ショップの表記はPiotrさんだけですが、Justynaさんのプルーフも扱っています。
また、プルーフとスケッチのオプションが別々の商品になっていることも注意するべき点です。
Piotrさんのイラストは土地や風景をテーマにしたものが多く、神河:輝ける世界では基本土地を担当されていますし、アンフィニティのセットでは蒸気孔や神聖なる泉などを描かれています。Justynaさんのイラストは人物が描かれている場合が多く、真紅の契りではソリンを描いていましたし、最近のマーベルコラボでもアイアンマンを描いてます。
スケッチのオプションは鉛筆画、マーカースケッチ、油彩画の3種あります。マーカースケッチは綺麗な上、リーズナブルなので個人的におすすめのオプションです！ショップのページはこちら。
Gina Matarazzo
ブルームバロウから参加された新規アーティストさんです。めちゃくちゃ可愛い動物の絵や童話的なイラストが特徴です。
担当されたカードのイラストもブルームバロウの世界観にかなりマッチしたかわいいほのぼのとした童話的なものとなっています。
スケッチのオプションは鉛筆画、水彩画の2種類でリクエストも受け付けてくれます！最近自分も水彩画で依頼しましたが、かわいさはそのままに細かく描き込まれていてめちゃくちゃ素晴らしいスケッチでした！
ショップのページはこちら。
Ilse Gort
プルーフ界隈で動物のスケッチといったらIlseさんの名前があがるでしょう(多分
担当されるカードも犬や猫、うさぎや狼、たぬきなど様々な動物を描かれていて、モダホラ3ではアジャニのイラストを描いています。
スケッチは鉛筆画のみですが、生きている様子が感じられる素晴らしいスケッチばかりです。簡単なリクエストにも答えてくれます。
オプションの中には飼っているペットの肖像画を描いてもらえるものもあります。
その他にもEtsyから依頼出来るアーティストさんはいますので探してみてください！新規に始める人もいるので定期的にチェックするのも良いでしょう。
おわりに
もう少しプルーフ沼に踏み込んでもらいたいという思いでこの記事を書きましたがいかがだったでしょうか？
事前の準備こそ面倒なものの、自分で注文したプルーフが手元に届いた時は感動しますよ！
それがスケッチ入りであるならばそれはあなたのためのただ唯一の作品となります。依頼する時のアーティストとのやり取りや届いたあとに初めてスケッチを見ることになる場合がほとんどなので、手元に届いた時の初めてスケッチを見る瞬間の緊張とか、アーティストから直接メッセージを頂けることもあったり、様々な要素が重なって素晴らしい体験となること間違いなしです！
あなたもアーティストに直接プルーフを注文してみませんか？
ここまで読んで頂きありがとうございました！
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