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幼少期を作るのは両親だけではない

私の両親は子どもの頃から自営業共働きで、
特に小学校入学した頃からの親との記憶があまりない。
私が心臓の病気をしていて発作の時に救急に罹ったことや、5歳下の弟をいじめて怒られたこと、父親と母親が仕事関係で喧嘩をしていた記憶が断片的にある。
楽しかった記憶が悲しいかな、あまり思い出せない。
たぶん絶対楽しい思い出あったはずなんだが、
今はなんだかボヤッとしてるのだ。

私の小学校時代の楽しかった思い出や、
生活習慣を教えてくれたのは、
両親ではなく母方の祖父母だった。

特に祖父はとても私を可愛がって、一緒にいてくれた。

夏休みや冬休みは祖父の家に長期間いて、
その間祖父の別荘がある長野に行ったり、
祖父の仕事についていったりした。

一緒に生活をしたなぁと思うのは、本当に些細な思い出だったりする。

例えば
目玉焼きには塩よりも醤油をかけると美味しいことを教えてくれたり、
ポテトサラダにソースをかけるとよく食べられたり、、

お風呂に入る時は身体を全部洗ってから
湯船に入ることとか、

昼ごはんを食べたら少し昼寝をするとか、
お昼14時?からは水戸黄門を一緒に見るとか、、

なんだろう。
一緒に過ごしていた記憶なんだけど、
常に祖父からルーティンを教えて貰っていた感じだ。それが嬉しかった。

日々の生活を少し楽しめるコツとか、
日々の生活で大切なこととか、
毎日一緒に過ごす中で優しくゆっくりと教えて貰った気がする。

わたしの母からすると、祖父はとても怖かったそうだ。
祖父の父親は祖父が中学生の頃に戦争で亡くなり、それから長男の祖父は父親の代わりとして、大工になり兄弟達含め食べさせてきたのだ。
恐らく責任感の重たい中で人生を生きてきた人。
私にはその雰囲気を出さないが、色々なところで活躍して表彰された色紙が沢山飾ってあった。


ホロスコープでICというアングルは、
自分の居場所。安心する場所の特徴を示す。

私のICは山羊座。
山羊座はクラシカルな環境(古き良き日本のお家)や、祖父母からの愛情に安心感を覚える。ということを最近知った。

まさに私の幼少期は祖父母からの愛情が形成していた気がする。

また、先日受けたエイリさんのtell me your storyでも祖父母のことを言われた。
離れていてもとてもあなたを愛していると
メッセージをもらって涙が溢れた。

祖父は今96歳。
認知症が少し進んでいるが、私のことは未だ覚えていてくれる。最近のことは忘れているが昔の記憶は話してくれる。

私の娘を連れて祖父母の家にいくと、
本当に嬉しそうにしてくれる。
また会いに行こう。
そして、子どもの頃ありがとうと伝えようと思う。

ひいじいちゃんとひ孫

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