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昔マルチに誘われたけど、違和感やばかった話
冥王星蠍座世代(1984〜1995生まれ)は
審美眼があると言われている。
私もこの世代生まれなのですが、
蠍座の目に見えないものまで見え透いちゃう的な力があると言われています。
よく考えて自分なりに見極めているというか。
これどーいうことなのかな?と思ったけど、
私の中にも実はそういうエピソード(周りが良いと言ってたけど、自分にはピンとこなくて辞めてたもの)あったなぁと思った。
あとから、これ怪しいヤツじゃない?って
時代が言い出すようなやつとか、
自分の中にそう言った知識がなかったから
騙されてもおかしくなかったシチュエーションから違和感を察して逃げるとか。。
その中の一つは、マルチの勧誘だった。
私がまだ社会人なりたてで、本当世間知らずに
目の前の仕事だけを頑張っていた時に
飲み会である女の子に声をかけられて
一緒に遊ぶことになった。
いつもなぜか新宿のルノアールでお茶をしながらお話する感じで、2回くらいは普通の世間話というか仕事の話とか色々していた。
その子が仕事頑張っても報われない。
みたいなことを言ってて、
更にこの本を最近読んでいるということで
ロバートキヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」の本をお勧めされた。
本は好きだったから、何の気なく読んでみた。
超絶ザックリ要約すると
就職して企業のために働き続けることや
個人事業主のように自分の身体を使って
稼ぐことは貧乏と定義し、
不動産や株を買ってそれらに働かせることや、
経営者のように人を雇って人に働いてもらうことを金持ちと定義していた。
なので金持ちになる働き方をしよう!と言う示唆を出している本だった。
この時点では「ふーん」って感じだった。
どちらかというとそっか!と言う驚きよりも、
そりゃそうだよね。と言う感覚。
(会計勉強してたからかな?)
その後、その子の師匠というか尊敬している先輩に合わせたいって言われて(お!なんかそれっぽくなってきたぞ)
また新宿に集合し、
謎の男女15人くらいでの飲み会に参加した。
そこでめっちゃゆるふわな女性に会って、
稼いでいる!と紹介をされた。
純粋に何の事業でどんな商流で稼いでいるのか知りたかったから、「何の事業やってるんですか?」と聞くと。
「んー、流通系?」と言われた。
なんかもうここから怪しかった。笑
大学の頃に社長と学生のトークライブいうものをやっていて、中小企業の社長(色々紹介してもらい)を囲んでどんな事業をやっていて、立ち上げ期の大変だったこととか、育てたい若手ってどんな人?とか色々インタビューをしていた経験があった。
そういう方々は自分の事業を話す時に
とても楽しそうだし、若手を育てたい気持ちも
ある人が多かった。
だからこそ、事業をちゃんと説明しない人は
怪しかったのかもしれない。
この辺りから怪しいなって思い始めていたけど決定打がなかった。
その後、「ボードゲームをやるから一緒にこない?」と誘われたので新宿のルノアールに行った。なんか奥に個室みたいなのがあって驚いた。
そこに10人くらいの若い男女が集まり、
「ビジネスゲームをやります!」と
人生ゲームの仕事版みたいなものに参加した。
BS PLを決算時に作って経営をしていくのだが
超シンプルだったから会計学専攻の私は
初参加でありつつ2位で上がった。
なんとなくこのタイミングで
「ここで学ぶことはなさそうだな」と思った。
その後の帰り道に誘ってくれた子にぶっ込んでみた。
その子「またあるから来ない?」と誘われたが
私「もういいかな。あと尊敬してる人もちょっと何やってるか明確じゃないから、もう会わなくて良いかなと思ってる。
なんかマルチ商法みたいだなって思ったんだよね。稼ぐことだけが目的になるというより、私は仕事を通じて学びを得たくて成長したい。」と言った。
(新卒2年目とかそのあたりなので成長したい欲アリアリ期)
その子は少し黙った後、
「マルチはダメなのかな?」と言われた。
私は
「稼ぎ方も別に色々あると思うけど、
私は好きじゃないだけだよ」と言った。
(風エレメント強めの私w)
そしてその後からその子からの誘いは無くなった。
そんなエピソードがあった。
んー、思い出してみると
審美眼として直感で決めたというより
なんだか色々と私は下駄を履かせられているような経験があったのかも。
その本物の経験から、違和感に気づけたかな。
あ!そう。
違和感をめっちゃ大切にしている。
審美眼はそこにある気がする。
何かがあったら、
自分の体が示す違和感を大切に。。