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京都への憧れ

私は中3で、京大志望。志望というより憧れですね。

京都大学、私は半年前に存在を知りました。
家族旅行で京都に行った時に暇してたので寄ってみたときのことです。

蝉が鳴り響くキャンパスの中に大きく立っているクスノキ、その奥にはずっしり構える時計台。

           「大学ってこんなかっこいいんだ」


東京に住んでいるにも関わらずその当時は、どこの大学にも中に入ったことがなく、漠然と専門的なことを学ぶところ、としか考えていなかったです。


ところが、京大にひとたび入ってみると、「頭のいい人がいそう」どか「広いなー」どかそんなものではない、何か心にくるものがありました。


一度心に響いた経験はなかなか離れることはありません。その後、出町柳まで歩き、鴨川デルタまで行ってみました。


昼休みに多くの京大生が通いそうな飲食店、サークル後に京大生が訪れそうな居酒屋、、そして寝転びながら駄弁ったら楽しそうな鴨川の河川敷、、、


風景を見ながら頭の中で独りでに考えてただけなのに、そのすべてが今でも強烈に覚えています。

「京大生になったらこんなとこに行くんだろうな」


それはまるで他人事ではなく、あたかも未来の自分のように思えました。


かわいい亀
静かな鴨川
どこか忘れた
もう一回寄ってみた
ここで自習してみたい
なんで撮ったんだろう


別に初めて中に入ってみた大学が京大だっただけで、どこの大学でも変わらないのかもしれない。そして親からはまずは東大目指せ、と言われてる。そのうえ学力なんてゴミ。

でもどうしても、あの時の気持ちは忘れられない。
帰宅部で大した夢もなく生きていた自分にとっては唯一の希望にも思えました。


自分にも分かってます。それは単なる「依存」でしかないってことは、

だけど京大依存者としてあの日の出来事は日々の勉強に活かしていきたいと思っています。


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