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人体とフィボナッチ数列

めざめるパジャマの生地のモチーフとなっている図案は、すべてフィボナッチ数列(0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233, 377, 610, 987, 1597, 2584, 4181, 6765, 10946, 17711, …)に基づいています。

自然界や人体に現れるフィボナッチ数列ですが、今回は人体に見られるフィボナッチをまとめてご紹介したいと思います。

  1. 骨格構造                                        人体の骨格は、フィボナッチ数列に基づいていると言われています。例えば、手の指の骨の数や、足の指の骨の数がフィボナッチ数列に一致していることがわかっています。

  2. 細胞の成長                            人体内の細胞(葉緑素など)の成長パターンもフィボナッチ数列に関連しています。

  3. DNAの構造
    DNAの二重らせん構造もフィボナッチ数列に関連しています。DNAのヌクレオチドの数や、二重らせんの巻き数がフィボナッチ数列に一致しています。 

  4. 神経細胞の接続
    脳内の神経細胞の接続パターンもフィボナッチ数列に基づいていると言われています。神経細胞の接続の数や、神経回路の構造がフィボナッチ数列に一致することがあります。

骨も細胞もDNAも神経も・・・なんとも不思議な感じがします。
このように、私たちの体にとてもなじみのあるフィボナッチ数列ですが、自然界にも多数みられます。

ミクロからマクロに至るまで存在します

どれもとても美しいと感じます。
私たちの体も、自然界も、細部から、宇宙の広がりにまで存在する美しさと、動き続けるダイナミックさで、自分を含めたこの世界ができているのです。
その姿は、幾何学的秩序と、拡大、成長へ向かう力強さを兼ね備えた動的デザインと言えるでしょう。

このデザインを一定の回転数以上でモチーフ化し、ある配列に従って並べ、パターンに起こして生地にしました。
これがめざめるパジャマで採用した生地になっています。



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