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『30歳の壁』から8年経って思うこと。
30歳を迎えるとき、『今までと何かが変わる』と漠然と思っていた。
30歳の壁なんて言葉や、疲れやすくなるとか、痩せにくくなるとか、カラダの変化があるって話をよく聞いていたから。
実際30代を8年やってみて思うことは、確かに30代は『人生で1番めまぐるしく変化した期間だった』ということ。それはからだの変化というよりも、環境や、内面の変化。
わたしは29歳で大学に行き始めたので、30代前半は学生生活を謳歌していた。32歳で二度目の就職を考えたとき、今後の生き方というのを意識するようになった。
34歳で結婚、35歳と37歳で出産を経験してからは、自分の時間、人生が自分のものだけではなくなったことを実感した。同時に、平行して自分の人生を生きるための方法も考えるようになった。
こう振り返ってみると、わたしの30代は『人生の土台を再構築する期間 』だったように思う。守ってもらう人生を20代で卒業し、30代でようやく自分の人生を切り開き、種をまき始めた。
来月で39歳を迎えるわたしは『30代ラストスパート期間』に突入する。
この夏はピラティスとサーフィンという新たなチャレンジを始め、食の知識を広げるために薬膳の勉強を始めた。
40代はそれらの芽が出始めるかな?なんて思うと、途端に楽しみになる。
正直、歳を重ねることは憂鬱なことだと思っていた。肌のハリは失われるだろうし、シミ、しわも出てくるだろう。体力も衰えて、身体も締まりがなくなっていくかもしれない…。
それを憂鬱に感じながら過ごすくらいなら、今から準備すればいい!というのがいろいろ始めた理由。30代は小手先のあれこれでごまかせるけど、40代は土台が勝負だとわたしは思っている。
ちゃんと食べて、ちゃんと寝て、適度に運動する。これ基本。
仕事と子育てでイライラもするだろうけど、だからこそ自分の時間を作っていく。これは家庭の平和のためでもある。
知識と余裕とお金のある40代ならかっこいいじゃないか。
かっこいい大人の40代女性になるためにあと1年ちょい
準備をしていきたいと思うのでした。