育児ノイローゼに片足突っ込んだ母のひとりごと
からだが鉛のように重い
やろうとしている家事も、やりたいことも山ほどあるのに動けない
自分が育児ノイローゼに片足突っ込んでいることは
薄々気づいていた
一人目を出産し、仕事復帰したときから夫婦の家事、育児負担のバランスに疑問を持っていた
二人目を妊娠している最中に育休をとらせてもらえる職場から友達の会社に転職をし、育休どころか退院翌日のボロボロの妻に新生児と乳児を任せて仕事に出る夫は、何も考えていないただのバカなのだと悟った。
家事、育児をやらない人ではないし、頼めば愚痴も言わずにすべてやってくれる
子ども達のこともかわいがっているし、わたしがどんな状態でも決して不満を口にしない
いろんな人に優しい、いい人と言われる人だからこそ
仕事を断るということが出来ないのだと思う
そしてその他者への優しさが、わたしに相当の負担をかけていることを本人は分かっていないからタチが悪い
わたしは仕事がすきだ
小さな不満はそこそこあるものの、仕事がなかったらもっと早くに自分は壊れてしまっていたと思う
ホワイトな職場で、理解もあるので子どもの急な体調不良で度々調整をお願いしても表だって嫌な顔をする人はいない
それどころか、理解を示して協力してくれる人ばかりだ
掃除もすきだ
平日忙しい中でも細目に掃除をし、週末には手の行き届かないところの掃除をしているので、幼児二人がいるわりにはきれいな家をキープできていると思う。
料理もすきだ
栄養関係の大学を出て、育休中に管理栄養士の国家試験に合格するくらいなので、日々の食事もバランスを心がけている。出来合いのものはほとんど買わないし、料理自体は日々のストレス発散にもなる。
子ども達のことも大好きだ
怒ることが多くても二人の子ども達は大のママっこでいてくれる
いろんなことに余裕がないときに限っていらんことをされても
せっかく作ったごはんを食べてくれなくても
手をあげずにいれるのは、やっぱりかわいいからだ
全部が好きで、全部手放せないから自分で自分の首をしめていることは分かっている
夫が職種的に急に休めないことも、帰りが遅くなってしまうことも分かっている
だからずっと我慢してきた
仕方ないことだと思ってやってきた
でももう限界を感じている
だから伝えている
無理だと。今の状況が辛いと。
ごめんねで何が解決する?
ごめん今日遅くなるで遅くなれるならわたしだってそうしたい
ごめん休めないで誰が子どもをみてくれる?
あなたは休めないんじゃない
休まないだけだ
わたしは休めるわけではない
休まなきゃだれもこの子のことをみれないから、休むんだ
わたしがいなくなれば分かるのかな?
自分がどれだけ人任せにしているか
わたしがいなくならないと分からないよね?
わたしがそういっても
別に余裕だよ
とあなたは言うでしょうけど。
今日人生で久しぶりに
いなくなりたい
と思った
全てを投げ出したいからではなく
全てを背負ってみてほしいから
背負って現実を知ってみてほしいから
育児ノイローゼの原因って、子どもではなく環境なんだと思う。
都知事が変わったってわが家の子育て環境は変わらないんだよ
石丸さんを応援する前にお前が変われ夫よ
この感情が一時のものでありますように。
そして笑って『こんなこと書いていて恥ずかしい』と
消せる日がきますように。