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自分で染み抜きの失敗例
何も考えず漂白剤
シミの種類
シミって一体何かわかりますか?
漢字では「染み」と書きます。
そう、染まるという字を使います。
汚れとは少し違います。
汚れは生地の表面に付着しているもので、洗ったらとれるものが多いです。
一方染みとは、生地自体の色が変わってしまっている状態のことです。
洗っても生地自体の色が変わってしまっているので、キレイになりません。
そこで、必要になるのが染み抜きです。
汚れの構造
![](https://assets.st-note.com/img/1738919404-XYBkxGHa75e0SA9tKPrsoZqM.png)
汚れの構造です。
このように生地の上で半円状に層をつくっています。
外側から、油溶性、水溶性、タンニン、色素の順です。
汚れやシミを取るには、この外側から順番にとっていく必要があります。
よくある漂白剤失敗
よく持ち込まれるのは、シミが残って汚れが広がった、まわりの色がおかしくなったという失敗です。
![](https://assets.st-note.com/img/1738919588-OQF1Ms8XfW7xw5tpTGoDyk6J.png?width=1200)
これも少しわかりつらいですが、白の生地にもともと汚れがあって、お家で漂白剤をつかったら、黄色くなってしまったという失敗によるご相談です。
なんで、こうなるかは、先ほど説明した一番外側の油汚れを除去せずにいきなり漂白剤を使用したため、油膜が漂白剤を弾いて、汚れに行かずまわりに行ってしまったからです。
洗濯の順番
なので、汚れがついてしまったら、一番最初にするのは台所洗剤を付けて、
ぬるま湯で洗濯することから始めます。
もちろん水洗いOKの品に限りますが。
そうして油汚れをとってから、
漂白剤をつけて放置するか、ぬるま湯で漬け置きをするかです。
いきなり漂白剤は絶対NGです!!
万が一の時はお任せください
![](https://assets.st-note.com/img/1738919943-WjvpwA5rqc3XEYhbfoxiLUyF.png?width=1200)
万が一失敗しても私たちプロにお任せください!