福本渡船廃止・・・。
早朝歩いていると、いつもの光景に出くわす。
本土側と向島との行き来は、尾道大橋か渡船（今は3航路）のどちらかを利用する。
ごく稀に、泳いで渡るという、エクストリームな方法を採用する者もいる。
尾道大橋は無料だが、朝晩になると渋滞に巻き込まれるのは避けられない。
渡船は有料だが、大橋と違って、向島の中心市街地にダイレクトに行けるので便利だ。
ただ、その内の一航路を運航する福本渡船が来年3月一杯で廃止される。
135年あまりにわたって運航し続けてきたというから、その長さに驚きだが、思えば船の老朽化が相当著しくなっているし、燃料価格も高止まりなのに、利用客はそれほど多くない。
遅かれ早かれ廃止は避けられなかっただろう。
自分が16年前に尾道に来たときには、今の3航路に加えて2航路あったが、これらも大分前に廃止されている。
いずれも、最末期は利用者が少なかったな・・・。
向島の向東町と対岸の山波町を結んでいたが、これも10年以上前に廃止された。
自分が乗ったときも、ほとんどお客さんが居なかったな😑
尾道水道の景色に絶妙なアクセントを加えてくれる渡船だが、その未来は中々デリケートである。
尾道に訪れる機会があったら、ぜひ利用してみていただけたら･･･。
（運賃も、とても安いです）
この光景を見られるのも、残り半年を切っています(ﾉД`)
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