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【ライターの仕事】3年間携わった「ことりっぷマガジン」「岐阜っぽ。」の記録。記憶。など。


先月発行された「ことりっぷマガジン」に、12月に取材した岐阜県内を走る長良川鉄道の観光列車「ながら」の記事が掲載され。同時にWEBの記事もアップされ。

【プレゼントも♪】観光列車「ながら」に乗って春めく景色とスイーツを楽しむ岐阜旅へ ↓以下記事リンク。他のページみたいに写真とか出てこない。謎

なんと、3年間も記事制作に関わった「岐阜っぽ。」という岐阜県からのプロポーザル案件が無事終了を迎えました。

ちゃんと自分の名前が記事にくっつく仕事があまりないので(がんばろう)、記事の下に自分の名前があるのは良いものですね。


長良川鉄道「ながら」

当初は赤字の嵐だった原稿戻し。最後はとてもスムーズに

3年間のレギュラー期間の冒頭。

原稿戻しが恐ろしく、赤字の嵐で(編集長から)、本文を全部書き直したのが遠い昔のようです。

特にマニュアルはなく、ラフの書き方も原稿スタイルも何もかもお任せで、自分の知恵を絞って取材と原稿を進めましたが、「ターゲット層、この時期に載せること、女性が旅をすることを前提に、何を見せたいのかをちゃんとまとめて書いてくれ」と全体的に大きな赤字をいただき。

短期間でめちゃくちゃ反省しながら全編書き直しました。

そこから、少しずつ雑誌への理解度を深め、短い本分量で「何をどう表現したいのか。届けたい情報は」を精査し、研鑽を重ねること数年。

ついにほとんど赤字がなくなった(ただただ忙しくて見れないとか、そういう理由からかも!!)時はちょっと感動しました。


「ながら」の中に飾られた水戸岡さんのグラフィック

一つのエリアを深掘りする楽しさ

県の仕事なので、その県内のエピソードだけで記事をまとめます。

近しいエリアをぐるぐるしていると、少しずつ縁のつながりが見えてきて、ネタを深掘りできていく様子がとても楽しかった。

今回は美濃加茂市にある、中山道太田宿を歩いてみたのですが。
もちろん事前にお店にアポを入れて。

現役消防士さんが町おこしのために始めた「美濃加茂ビール」という地ビール屋さんがあり、とてもすてきでした。美濃加茂の名産の梨ビールがフルーティ。

こちらは、取材日に別のお店のオーナーさんから「あのお店がおすすめ」と聞き、アポなし突撃取材。快く対応してくださって、ありがとうございました。

このお店に出会うまでに、縁のある場所を訪れていたこともわかり。

初年度に取材した美濃加茂の梨園。
2年目に取材した郡上の地ビール店「こぼこぼ」。
3年目は美濃加茂ビール(初年度の梨園の梨を使い、次年度のビール工房で修業した店主)。
こういう感じで、同じエリアをぐるぐるしていくと点と点が繋がっていくのが面白い。

太田宿の町なみ。開発されていないところが良い


おちゃっこ日和さんのお団子!食べ放題!

あとは、チームで仕事をする醍醐味のようなもの

私自身、基本はひとりで仕事をしているので。

毎回同じ人たちとチームを組んで仕事をする環境も新鮮でした。

しかも、取材は毎回二泊三日とかで。朝から晩まで一緒、毎晩飲み歩き付き。多分それはお酒が好きな人たちが多かったから。

ほぼ女性だけの制作チームで、1人だけ男性が混じっていましたが、女性と長時間一緒にいても大丈夫な気配り力のなせる技だったのだと実感しています。大変!


そんなこんなでとても記憶と記録に残る仕事ができて何よりでした。

また、何かが始まることを期待しながら。

ひとまず、終わり。

↓↓↓ライターの仕事に関する記事はこちら↓↓↓
地方の出版社を経てフリーの編集ライターとして活動しています。
○地方でライターの仕事を続けるには
○単価アップを叶えるには
○そもそもライターってどんな仕事?
○編集の視点とライターの視点の違い
などについて、自分なりの解釈をしていきたいと思っています。



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ライター和田知子:CLANG CLANG クランクラン
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