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ライターの仕事について

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地方の出版社を経てフリーの編集ライターとして活動しています。 ○ライターの仕事を続けるには ○単価アップを叶えるには ○そもそもライターってどんな仕事? ○編集の視点とライターの…
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2024年8月の記事一覧

【ライターの仕事】「他にいい人知ってる?」と言われた時のネットワークを作るには?

他の人の仕事ぶりをどう判断するの? かなりの大ボリュームの案件をご依頼いただき、「やります」と言ったものの、一人では無理だとわかる量。 編集さんからは「他にも何人かライターさんにあたります」と言われたついでに、 「誰がいい人をご存知ではありませんか?」 と聞かれる場合。 私は、「このエリアの他のライターさんが、この仕事に向いているかどうか」を全然知らないことに気がつくわけです。 ※ちなみに私がいただくお仕事が、地元の街ネタを絡めた記事が主体のため、「地元に住んで

【ライターの仕事】教育とは? 「とりあえず書いてみて。量が成長を促すから」と。

ライティング技術の向上とは どうやってライティング技術を向上させるのか? 私が超初心者だった頃は、 「とにかくたくさん書いて」 と指示をいただき、まずはリライトから練習しました。誰かが書いた文章を書き直すやつです。 人の原稿を丸写しも有益でしょうが、それは純粋な練習になってしまって会社としては利益にならない。 リライト原稿を書いてもらえたら、仕事として成り立ちます。新人教育にもなって一石二鳥。 さらに「書いた量が成長させてくれるから」とも。書き方を教わるとか、

【ライターの話】還暦のお祝いに同席。ライターの可能性と未来と。

大先輩ライターさんが60歳を迎えるということで、お嬢様が企画されたサプライズパーティーへ参加しました。 彼女を慕う人たちが集まって、すごく温かくて和やかなパーティー。 ライター業1本で2人のお子さんを成人させた事実だけで偉業です。心の底からそう思う。 「ライターの仕事だけで暮らしを回す」のはおそらく想像を絶するほどハード。 以前、そのライターさんから子育ての話をうかがった時、 「夕ご飯を作っておいておくの。食べてねーって。それで私はまた書斎に戻って夜中まで原稿書いて