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心の背景

 ナグです。

 2020年からの3年間のコロナ禍で、世の中のいろいろなことが様変わりして、以前とは違う常識、というか新たなスタンダードが生まれてきました。

 そのなかで、大きなことのひとつに「リモートワーク」というのがあると思います。知人の中でも、以前は毎日電車に乗って出社していたのが、今では月に一回とか、会社から出社の要請があったときとかのみになって、普段は自宅でのリモートワーク、という方もおられます。

 リモートの最大の利点は、物理的な距離を考えなくて良い、という点でしょうか?

 僕は妻と二人で、スピリチュアルな観点からいろいろなかたの話を聞き、自分自身の体験から得てきたことや、ガイドたちからのメッセージを実践してきたことから得た気づきを伝え続けていますが、文章だけでは伝えきれないものもあり、小規模なセミナーや、お話会などを開催してきていました。

 スマホやパソコンなどの媒体となる機器、および通信環境が充実してきたおかげで、リモートでのセッションや個人講座なども可能となってきたことは、あらたな広がりの可能性を感じさせてくれます。

 私たちは『ツインソウル/ツインレイ』の関係を主なテーマとして、発信し続けているのですが、実際に会ってリアルで話す、というのが一番伝わりやすいですね。そして、次にリモートなどで図を書きながら話すのも良いです。

 話を聞きながら、視覚的なイメージを喚起させることって、何かを伝える上でとても有効なのだと、実感しています。

 それでは、本題に入りましょう。

 今回の記事は「心の背景」というタイトルとつけていますが、私たちが提供しているさまざまなセッションなどのなかに『個人講座』というものがあります。(ツインソウルの仕組み/魂の仕組み個人講座)

 主に、ツインソウル/ツインレイの関係において悩んでおられる方に、今の現状の関係を、違った視点で見ることができるようになるための“材料”というか、“前提条件”のようなものを提供する内容の講座です。

 僕は常々、感じていることなのですが、セラピーやセッション、呼び方はどうでも良いのですが、セラピストやカウンセラーが悩んでいる人に働きかける時に、それが“説得”になっていないか?ということがあります。

 説得になってしまっているのであれば、それは今悩んでいるその人の内側からの変容ではなく、外側からの半ば強制的な変化を強いる状態になるのではないか?という懸念が残るのです。そこには正しい/間違いという価値判断があり、悩んでいるその人の“心の背景”にまで、触れることができていない状態なのだろうと、思っているのです。

 説得したり、不安を刺激したり、言って欲しいことを言う、というような、悩めるその人が自分自身の内側から変容の機会や兆しを見出す、と言う方向ではなく、「あの人にこう言われたから」という、他者の意見を参照して、自らの選択を決定するようにもっていく手法、というのは多くの場面で見受けられます。

 それはたとえば占いであっても、スピリチュアルカウンセリングであっても、それ以外のセラピーであっても、あるいは会社などで上司が部下に指導するときなどであっても。

 人の成長や変化変容、というものは、“その人自身の内側から発生するもの”でなければ、最終的にその人のものとして定着していかないと、僕は思っています。そして、その「内側からの変容」を促すには、説得ではなく、認識の変化を促すことが大切だと思っているのです。

 そのためには「こういう見方もあるんだよ。」という情報、それが正解、という立ち位置ではなく、その“新たな見方”を使ってみることで、今まで意識に上がらなかった体験を認識できるということが必要なのです。

 そして、わたしたちは自分自身の体験から内的な探究を続けていく中で、ガイドたち(いわゆる“指導霊”というような霊的な世界の導き手)から教わり、受けてきた導きをもとに、それをエネルギー的にも伝達していきます。単に“お話”として、魂の仕組みやツインソウル/ツインレイのことを情報、知識としてお伝えするものではありません。

 ガイドたち、スピリットのサポートが入り、霊的な領域からの働きかけが下ろされるように、繋いでいく働きかけが起こり、その人それぞれが同様の体験をすることによって、内側からの変容が、その人自身のものとして積み上がっていくのです。

 人にはそれぞれ、自分の認識の仕方、というものがあるのですが、そのことが意識に上がるまでは、人は「反応」して生きているのです。それは、状況だったり、自分の感情だったり、何に“反応するのか?”は様々な要素があるのですが、自分の反応の仕方や認識の仕方というものを意識できている人は少なく、そういったことへの意識がなければ、自分の「選択」をすることが難しくなるのです。

 自分が「反応」しているのか?

 それとも、自分が「選択」しているのか?

 自分の反応のパターンを認識することから、周りの人たちの「心の背景」と言うものが見えるようになっていくんですね。それまでは自分に対する定義や価値観によって、反応の仕方が決まってしまうんです。

 たとえば『自己否定』が強い人の場合は、自分の思っていることに共感を得られなかった場合に、単にそれが「違う意見」である、と言うふうに受け取ることができず、“自分が否定された”と感じてしまう傾向が強くなります。

「ああ、この人はこう言う意見なんだな。」

というふうに、そのまま受け取ることができないので、その人が自分の見解を述べただけなのに、その人が「わかってくれない人」と認識されてしまうのです。

 こうしたこと(否定された、と受け取りやすい自分の傾向)に気づいているのと、気づいていないのとでは自分の表現が変わってきてしまうことは、客観的にみることができると想像できるでしょう。

 ツインソウル/ツインレイの話においては、『サイレント期間』というような、ツインソウル/ツインレイの関係における独自の概念があるのですが、なぜ「サイレント期間」という状況が訪れてしまうのか?を心の動きや魂の背景から説明している話はとても少ないのです。

 浮き彫りのように「背景」をみることができると、「対象」は浮かび上がります。対象だけを見ようとすると、それは一面的(平面的)な感じになってしまい、立体的に見えなくなってしまうのです。立体的にみえないということは、たとえて言うなら、それは一枚の紙の「表」だけを見て、裏を見ないで、その紙に書かれている情報を全部読んだつもりになってしまうようなものなのです。

 自分と上手に付き合う方法や、他の人との関係を良好なものにしていく方法というような、方法論ではなく、より深いところで「心と心」のつながりを築いていく、そのための新しい認識や視点を求める方に、おすすめしたいのが「ツインソウル/ツインレイの仕組み、魂の仕組み」個人講座です。

 今までは、対面だけで行っていたものがパソコンとスマホを活用して、リモートでも行えるようになりました。スマホでzoomのアプリを使える方でしたら受講可能ですので、気になる方はお問い合わせくださいませ。

 すこし、宣伝になりましたが、読んでいただきありがとうございました。(「スキ」をいただけると喜びます(笑)読者登録もよろしく)

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https://lit.link/PrimariastoneNag

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