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大手企業でDX推進が進むもエンジニアに丸投げ状態

大手企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に関する本音調査の結果が興味深いです。
この調査は、従業員数1,000名以上のDX推進担当者109名を対象に実施したものです。

調査結果を見てると、、、、
DXの進み具合を聞いたところ、 「DX推進のため、社内でビジョンを共有、経営陣が方向性を示した段階」が24.8%、「紙をベースにしたアナログな業務プロセスをITを活用してデジタル化する『デジタイゼーション』の段階」が28.4%という回答が得られたという。

この結果、何となく予想がつきますし、やっぱり現場でもそうなんだなぁーって思います。

さらに見ていくと、、、
DX推進の施策としては、「ペーパーレスの推奨」が45.9%で最多となった。これに、「DX人材の確保」(38.5%)、「システム開発」(36.7%)と続いています。

DX推進における課題を感じているかどうかを聞いたところ、「非常にそう思う」が44.0%、「ややそう思う」が47.7%と、9割以上が「課題がある」と回答したという。

その課題としては、「DX推進人材の不足」が60.0%で最多となり、これに「エンジニアに丸投げ」(42.0%)が続いている。

DXの推進を支援するために、私自身もいろいろな企業のDX担当者とお話する機会がありますが、上記の傾向や本音はまさに現状を反映しているものと思います。

やっぱりどこかへ丸投げするのではなく、巻き込み型で進めていくのが良いのでしょうね。


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荒川 明夫 (AKI) ┃ DX推進アドバイザー │ note毎日更新
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