2021年ポケカBOXの平均PSA10の取得率を徹底解説|投資に最適なBOXは何?
今回は2021年に発売されたポケカのBOXの中でそれぞれのPSA10の取得率の平均を算出していく。
これによってどのBOXのPSA取得の難易度が高いのか、またそれを踏まえたBOXの価値についても解説するのでぜひ最後まで読んでほしい。
また、ポケカ投資をこれから詳しく知りたい、勉強したいという方は「0から始める勝てるポケカ投資法」を合わせてチェックして欲しい。
【2021年1月】拡張パック「一撃マスター」
価格はシュリンク付きで28,888円で取引されている。
2021年に発売されたBOXの中では平均以上の価格で取引されており、評価はやや高めの商品であると言っていい。
PSA10の取得率も平均の85.2%をわずかではあるが上回っているのも評価できる。
トップレアの「いちげきウーラオスVMAX sa」の相場感としては30,000円程度、PSA10の価格としては45,000円程度であり、トップレアのインパクトは薄い。
次点での「バンギラス V sa」が25,000円とウーラオスと相場感はそこまで変わらない。こちらはルギアの環境デッキに入るということもあり、プレイヤー需要も考えられる。
【2021年1月】拡張パック「連撃マスター」
こちらは先述の「一撃マスター」と同時発売した商品である。
「一撃マスター」も評価は上々だったが、この「連撃マスター」は、相場価格は同程度であるが、PSA取得率は88.1%と上回り、さらに評価できる内容となっている。
こちらのトップレアの「れんげきウーラオスvmax sa」は素体が60,000円に対してPSA10が80,000円程度。PSA10はやや評価されなさすぎでは?
「モミSR」や「コルニの気合いSR」はそこまで価格が高騰していないが、個人的には「いちげきBOX」よりも「れんげきBOX」の方が将来的な期待値を考えても良いと思われる。
【2021年3月】拡張パック「双璧のファイター」
こちらは、相場価格がほぼ平均の25,000円で取引されている。そしてPSA10取得率もほぼ平均の87.0%と、可もなく不可もなくといったところである。
収録カードのラインナップは平均的に強いといったところ。トップレアは全て同じような価格で取引されている。PSA10で40,000円〜60,000円程度。
狙い目は「バシャーモVmax sa」、「ファイヤーV sa」、「クララ sr」。
ポケカ投資においてポケモン単体のカードはそこまで高騰しないので、イラストが好きではない限り、そこまでBOXに投資をする必要がないと思われる。
個人的にはそこまで好きなイラストは収録されていない。
【2021年4月】拡張パック「漆黒のガイスト」
PSA10の取得率は、平均をやや上回る88.5%。
しかし、取引価格は18,500円と平均を約10,000円下回った。
申請枚数は比較的多いのだが、取引価格が低いのが気になるところだ。過度に期待せずホールドするならした方がいいだろう。
トップレアは「こくばバトレックス Vmax sa」、「カトレア sr」。前者はpsa10で78,000円程度、後者は5,6000円程度でそこそこ高い価格で推移している。
2021年は女の子のカードのsaではなくHRのレアリティで推していたため、基本的にsrしかないのが、boxの価格をプッシュできない要因かと。
【2021年4月】拡張パック「白銀のランス」
収録内容を「漆黒のガイスト」と比べるとそこまで弱くないのに関わらず、価格にかなり差がある様子。
カトレア級のカードがないとしても、少し安すぎでは?これは狙い目かも。
【2021年5月】強化拡張パック「イーブイヒーローズ」
PSAの申請枚数、PSA10の取得枚数ともにトップクラスの数である。
PSA10の取得率はやや平均以上と特筆するほどではないが、取引価格が56,500円とかなりの高値で取引されている。
これは、注目度も高く、しかも高値での取引ということで、今後も注視しておく必要がある商品である。
トップレアの「ブラッキーvmax sa」は32万円程度で取引されている。
他にも十分な高価格で取引されているブイズのカードがあるため、ボックスとしての価値は非常に高い。
しかし、市場でかなりの枚数が流通している点や有名すぎるがあまり転売ヤーのおもちゃにされている感があるので、リスクも高いという点に注意。
購入するなら吊り上がっていないBOXの方が安心です。
【2021年7月】拡張パック「蒼空ストリーム」
こちらも注目箱の1つである「蒼空ストリーム」。
レックウザ好きにはおすすめの1箱である。今後もレックウザの人気がなくなるということはないため、投資用にも良いボックスだ。
トップレアの「レックウザVmax sa」はPSA10で32万円で取引されている。非常に人気があることがわかる。
ちなみに「レックウザ v sa」が次点に高いカードとなっており、PSA10の価格で約50,000円程度で取引されている。
他にも「サナsr」も人気カードとして収録されており、十分良い箱と言えるだろう。
【2021年7月】拡張パック「摩天パーフェクト」
2021年に発売したボックスの中で最も価格が低い摩天パーフェクト。
あまりにも収録カードが弱すぎるため、PSA10の取得率とか関係なしにBOXの価格が低い。ちなみにPSA10の取得率もそこまで高くない。ジュラルドンファンくらいが買うのだろうか。
可能性としては「スクールガール sr」の価格上昇になるが、それを混みしてもボックスの収録が弱すぎる。
【2021年9月】拡張パック「フュージョンアーツ」
フュージョンアーツの取引価格はシュリンク付きでも16,500円と低価格だ。しかし、PSA10の取得率は90.1%という高水準。
当たりカードは「ミュウ vmax sa」だが、これ以外のカードが正直ぱっとしない原因が価格が伸びていない原因だろう。
レックウザBOXを先ほど紹介したが、これは「ミュウBOX」。一定の人気は今後も継続するだろうが、レックウザ並みに上昇するかは疑問がある。
【2021年10月】拡張パック「25th ANNIVERSARY COLLECTION」
PSA取得率は低水準の82.8%だ。それに伴い相場価格も未開封ながら13,000円で落ち着いているようだ。
収録カードはプロモとして「旧リザードン」、「お誕生日ピカチュウ」、「ひかるコイキング」などが収録。
ただし、これらはプロモパックに収録されており、通常のBOXの封入カードに特に注目されているカードはない。
【2021年12月】ハイクラスパック「VMAXクライマックス」
未開封、シュリンク付きで21,000円という相場価格は、PSA10取得率の低さからすると、健闘の価格といっていいだろう。
PSA10取得率は平均を大きく下回っており、生産量を大きくして裁断が荒らくなった?と考えられるが、取引価格が比較的高めなのは、注視すべき点だろう。
収録カードで注目されているのは「アセロラの予感sr」、「ユウリsr」、「ガラルの仲間たち sr」だろうか。
どれも価格が伸びきっておらず、市場に相当数カードがあり、裁断が荒いボックスなので、そこまで投資に積極的にならなくても良いだろう。
2021年発売のBOXまとめ
2021年発売のBOXは非常に高騰しているBOXが多い。代表的なものは「イーブイヒーローズ」、「蒼天ストリーム」だろう。
ただし、注目の25th コレクションやハイクラスパックは生産数が多いせいか、PSA10の取得率も低くBOXとして価値が高いのかは正直疑問である。
トップのボックスを除いた中で、投資としておすすめなのは「蓮撃マスター」、「白銀のランス」、「フュージョンアーツ」が狙い目だ。
また、ポケカ投資をこれから詳しく知りたい、勉強したいという方は「0から始める勝てるポケカ投資法」を合わせてチェックして欲しい。
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