見出し画像

成長したいあなたへ

今回は、
行動する際に、時にはちょっと立ち止まって、自分の中で何が大切かを考えるきっかけになってほしい、ということと、
これから、受験や試験のある人に向けて伝えたいことを書きます。

自分の経験

大学受験が自分の中ではきっかけでした。これまでの人生の中で、あそこまで徹底して勉強したことはなかったです。
浪人の1年間は、予備校と家で毎日15時間近く勉強していました。
ひたすら知識を詰め込む勉強でした。

親からはただ、「~以上の大学に行け」としか言われなく、「落ちたらどうなるか」、大学に行けなかったら、友達に合わせる顔がないなどといった恐怖感でひたすら勉強をしていました。
その中では、理想や自分のことについて考えたりする余裕はなかったです。


その後、進学してからは自分の中ではつらい期間が続きました。
「自分はどういう人になりたいか」や、「自分はそもそもどういう人なんだろう」ということ、また、サークル活動に対しての目的や目標など考えることが多く、周りの人はなんであんなにいきいきとしているのだろうといつも気になり、「自分はどうしたらいいんだろう」感がぬけきらないまま終わってしまった気がします。

何かこれまでの経験から、知識をつけて、その中で正解を探そうとしていたのかもしれないです。

塾講師として

受験生を支えるということを約1年行い、自分の経験と合わせて考えてみると、
受験というのは、自分がどうなりたいかを考える最初のきっかけなのではないかと思います。
ただやみくもに知識を詰め込んでも、限界はきてしまいますし、合格することだけが目的だと、その先のビジョンが見えていなくて、自分のように、自身について考えることをしないと、今後落ちこんでしまいます。


「自分の進む道は自分で考え、選び、しっかりと合格を手に入れるというプロセスを通じて、自分のなりたい自分へと成長していく」ことが受験だと思います。

最後の授業で、将来のことについて、僭越ながら話させていただく機会がありました。
その話が出来るようになったのも、この1年間で一緒に授業をしてきた生徒と、単に知識を教えてきただけでなく、たくさんの話をしてきた中で、自分も知らずのうちに学べ、成長していたからだと思います。

自分も、人の成長を助けるということが、人の幸せを生み、自分もその幸せを一緒に体験できて幸せになれることに気づけました。


結果にこだわらなければいけないのが、受験ではありますが、「考え、選び、なりたい自分へと成長していく」というのも
これはなにか、たくさんのことに共通している本質だと思います。


ただやみくもに行動しても、大切なことを忘れ、自分のことについて考えてなかったら、ついてくる結果も得られないかもしれないです。

このnoteが多くの人のきっかけとなれたら幸いです。
ご愛読ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?