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AJCC杯/血統データで紐解く勝ち馬予想
今週、日曜日に中山で行われるAJCC杯について、出走馬の種牡馬データから勝ち馬を予想してみます。
出走予定馬は、地方所属のキャッスルトップを入れて14頭。
種牡馬はルーラーシップ産駒が3頭いるので、全部で11頭。
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まず予想に入る前に、出走予定馬の年齢を見ていただくと分かりますが、6歳以上の高齢馬が半数を占めています。このレースの昔からの特徴で、毎年高齢馬の出走が多いので、過去のAJCC杯(1986年以降)の年齢別の成績を見てみたいと思います。
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4歳の若馬より5歳馬が活躍するのがAJCC杯の特徴なんですが、過去36年で8歳馬は一度も勝っていませんね。
という事で、今回は年齢別に各種牡馬の特徴を見ていきたいと思います。
対象期間:2019年1月~2020年1月
対象距離:芝1800m~芝2500m
まずは4歳馬から。対象はヴィクトワールピサとエピファネイア。
ヴィクトワールピサの方は勝ち星で5位の成績ですが勝率がいまいちです。今回、圧倒的1番人気が予想されるオーソクレイスのエピファネイアは最下位ですね。※バンブーエールは出走データがありませんでした。
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続いて5歳馬です。対象はディープインパクトとルーラーシップ。
勝ち星上位ですが、2頭ともやはり4歳時の成績と比較すると勝率が大きく下降しています。
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6歳以上馬はサンプルレースが少なくなるので、6歳~8歳馬を纏めて調べましたが、ステイゴールドが他馬を引き離していますね。
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という事で、纏めです。
4歳:ヴィクトワールピサ産駒:アサマノイタズラ
5歳:ディープインパクト産駒:ポタジェ
5歳:ルーラーシップ産駒:アンティシペイト、エヒト
6歳以上:ステイゴールド産駒:マイネルファロン、クレッシェンドラブ
現段階では6頭残っていますが、今回のレースはオーソクレースが圧倒的な人気を集めそうな事から、それ以外の馬のオッズは高くなりそうです。
それと、今回も回収率の観点から、単勝オッズが10倍を下回ったら見送る予定で、オーソクレースの次に人気になりそうなポタジェは見送る公算が大きいと想定しています。当然オーソクレースも見送るので、最終的には人気薄になりそうな5頭で勝負したいと思います。