【若駒S】注目の2頭/ディープインパクト、トウカイテイオーに続け!
唐突ですが皆さん、ディープインパクト、トウカイテイオー、マカヒキ、ヒルノダムール、ハクタイセイ、アンライバルド、これらの馬の名前はご存じですよね。もちろん7頭ともG1馬なんですが、ディープインパクトやトウカイテイオーとか、そういう馬いたなぁ、というレベルではない名馬ばかりですよね。
実はこの7頭に共通するのが、みんな若駒ステークスの勝ち馬なんです。
今週はその若駒ステークスが、土曜日に中京競馬場で行われます。この前週に行われるG3の京成杯の過去の勝ち馬とは比較にならないレベルの馬ばかりで、なんでこのレースがOP競争なのかと、毎年思ってしまいます。
今年は京都から変わって中京競馬場で行われる為、大した出走馬が集まらないんじゃないかと懸念しましたが、クラシックを賑わしそうな、G1ホース誕生を予感させる馬がエントリーしてきたので、ご紹介したいと思います。
●メイショウラナキラ(ドゥラメンテ産駒)
●リアド(ディープインパクト産駒)
供に新馬戦を勝ち上がったばかりの1勝馬ですが、新馬戦のレース振りがとても良かった馬です。血統的にも、父のドゥラメンテとディープインパクトは2歳リーディング争いを繰り広げている2頭で、奇しくも産駒の対決となりました。
※有料記事ですが、こちらも参照ください。
ディープインパクト産駒のリアドは、本馬が母タイタンクイーン4頭目の産駒。兄姉の上3頭は全てOP入りを果たしている優等生ファミリーで、本馬が兄姉初のG1馬になれるか、注目の一戦です。
一方でドゥラメンテ産駒のメイショウラナキラの方は、近親にこれといった活躍馬は出ていませんが、とにかく新馬戦の勝ち方が良かったです。昨年、菊花賞馬タイトルホルダーを輩出したドゥラメンテ2頭目のG1馬になれるか、こちらも注目の1頭です。
ちなみに、冒頭で紹介したディープインパクトですが、個人的に生涯で一番凄いレースだと思ったのが、この若駒ステークスでした。当時、デビューから既に話題にはなっていましたが、このレースでは4角まで最後方で進んで、直線に向いて軽く促しただけで突き抜けたのを見たとき、”自転車で走っている横を車が通り過ぎていくような”感覚を覚えたのを記憶しています。後の活躍は言うまでもありませんが、とにかくこのレースは今見ても凄い勝ちっぷりですね。
残念ながら、今回注目していたもう1頭のドゥラメンテ産駒レヴァンジルが出走回避となりました。こちらも大物感たっぷりの馬ですが、きさらぎ賞を目標にしているそうなので、こちらも次走に注目しておきたいと思います。