東海ステークス/レース回顧
東海ステークスは、ずばり3点ピックアップで見事に的中。勝ったのは、ハーツクライ産駒の7歳馬スワーヴアラミス。7番人気でした。
実は今回の出走馬で、ダート重賞を2勝していたのはスワーヴアラミスとオーヴェルニュの2頭だけ。実力的にスワーヴアラミスは勝って不思議のない実力馬でした。
ところが蓋を開けるとまさかの7番人気。元々先行抜け出しを得意としていた馬が、ここ2走は後方に置かれる競馬で、直線の伸びも今一つ。年齢的にも”終わった”と思われていたのか、あまりに人気がなかったですね。
ここ2走、何らかの理由で前に行けなかったのはありましたが、レース後の松田騎手のコメントでは、2回追い込みの競馬をした事で馬自身が馬込を気にしなくなっていったのが分かりますから、年齢的な衰えはなかったと言えますね。
レース後コメント
1着 スワーヴアラミス(松田大作騎手)
「去年の夏くらいから、一戦一戦成長しているとすごく感じていました。僕にとっても初めてのGII勝ちなので、この馬と一緒に達成できてすごく嬉しいです。本当はもう少し前に行きたかったのですが、行けなかったです。ただ以前は砂を被ると進んでいきにくいところがあったのですが、前走くらいから砂を被っても大丈夫になって、最後は『頼む、伸びてくれ』と必死になって追っていました。こういう形のレースが出来たのは収穫でした。成長してきてくれて嬉しいです」
事前の予想でも書きましたが、ハーツクライの高齢馬は走るというデータが出ていましたので、血統的にも順当な結果だったと思います。
<東海ステークス事前予想>
こちらの有料記事も良かったらどうぞ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?