日経新春杯/血統データで紐解く勝ち馬予想
日曜日に行われる日経新春杯について、今回も血統データの傾向値から勝ち馬を予想してみます。
まずは、出走予定馬16頭の種牡馬11頭の芝中距離の実績です。
※データの対象期間はすべて19年1月~22年先週迄の約2年が対象です。
〇芝1800m~芝2400m実績
圧倒的な出走頭数がありながら、勝率も他馬を圧倒するディープですが、ハーツクライも結構走ってますね。下位3頭はデータが少なく、未知数な点が多いですが、ディープからステイゴールドあたり迄は中距離得意血統と言って良さそうですね。
これだけだと絞り切れないので、もう少し詳しく見ていきましょう。
次は芝の中距離実績に加えて、1月~3月間の得手不得手を見ていきたいと思います。
〇芝1800m~芝2400m実績 1月~3月期間限定
キズナの勝率が一気に上がりましたね。逆にエピファネイアとステイゴールドが少し勝率を落としていますね。気にするレベルではないかも知れませんが、キズナとディープが上がっているので、傾向値がよりはっきり見えてきていますね。
続いて今回のレースは古馬のレースなので、4歳以上馬に限定して見てみたいと思います。
〇芝1800m~芝2400m実績 4歳以上限定
ほとんどの種牡馬が古馬になるほど実績を落とす傾向にあるのですが、キズナは出走頭数が少ないとは言え、ディープを超える勝率は凄いと思います。
という事で、日経新春杯の狙いはキズナ産駒とディープインパクト産駒にしたいと思いますが、ディープインパクト産駒が4頭も残っていますので、もう少し掘り下げてみます。
ディープインパクト産駒の4頭は3頭が6歳以上なので、年齢別の成績を見てみたいと思います。
〇ディープインパクト産駒の年齢別実績 芝1800m~芝2400m
2歳~3歳の成績は凄いですが、5歳から急速に勝率が下降しているのが伺えますね。勝率から判断して、一応ここは6歳まで圏内でという事で、ディープ産駒の7歳以上馬は見送りにしたいと思います。
結論です。日経新春杯はこの3頭のうちのどれかが1着になると予想したいと思います。