1999

福山葦陽→岡山大学文学部→岡山大学大学院。 現代日本語学専攻。今は教員をやっています。

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福山葦陽→岡山大学文学部→岡山大学大学院。 現代日本語学専攻。今は教員をやっています。

最近の記事

親ガチャ

こんにちは ちょいちょい、Twitterなどで自分が社会的に成功しない/していないのは親の責任であるという考え方をちらほら目にします。 自分の人となりが親次第で決定してしまうというのと、その両親を子どもは選べないことから「親ガチャ」と呼ぶそうですね。実に現代らしい造語だなあと思います。親のスペックに応じて、子どもへの待遇も変わってくるという事です。 例えば、親が裕福ならたくさん習い事をさせてくれる。欲しい物は買ってくれるし、高等な教育を受けることが出来る。習い事の過程で集団

    • 読みやすい文章とは

      こんにちは 「読みやすい文章」って何でしょうか。 難しい語彙が使われていないこと。一文ができるだけ短く、意味がつかみやすいこと。 漢字とひらがなを適切に用いていること。この3つが特に大事でしょうか。 大学で日本語を学んでいると、普段自分が使う言葉にもすごく敏感になります。会話をしているときに、「きちんと聞かれたことに対して答えられているか」「敬語はおかしくないか」「言葉の意味を間違えて使っていないか」などなど。日常生活で人に向ける言葉は口語がほとんどですから、この場合は考

      • 否定から入る人間にはなりたくないなあ

        こんにちは 漫画や小説とかを読んでいたりすると、矛盾点に目が行っちゃって集中できなくなることがよくあります。例えば人気漫画「鬼滅の刃」で、主人公の炭治郎が罠のある山で人間の匂いを頼りにしながら下山する修行を日々行うのですが、これ雨降ると匂い消えますけど、その時どうするんですかね。基本的に超人的な感覚に頼っている序盤はそれが阻害されるとスペックはただの一般人と同等になってしまうのでは、、、もしかしたら茨城のヤンキーのほうが強いのでは?と思ってしまいます。 揚げ足を取るのが無