見出し画像

ダイシンボルガード

ダイシンボルガード (Daishin Volgard) | 競走馬データ - netkeiba

ダイシン・ボルガード
ちょっと馬名の意味はヒットせず

同時期に読んだ本が取り上げられているものが同じものだということに遭遇する
不思議なことに、分野が被ってなくともそういう現象がある方もいるのではないだろうか?

私は本村凌二さんと茂木健一郎さんで「ホモ・ルーデンス」というキーワードに同時期に遭遇したことがある

ましてや分野が同じなら尚更遭遇する

「馬敗れて草原あり」 寺山修司(1979)
「競馬どんぶり」 浅田次郎(1999)
「昭和の名騎手」 江面弘也(2020)

競馬であるからそら被る
同時期に読んだそれぞれ競馬を愛するお三方の著作はほぼ昭和の競馬
発行は20年くらいずつ離れてる
共通して登場したのがダイシンボルガード
しかしもっと語られているであろうシンザンでもハイセイコーでもないのである
あのダービーそのものよりもエピソードで語られる馬ダイシンボルガード!

そこには思いと
そして昭和のフリーダムがある
今なら不適切にもほどがある

最近も通信機器での騎乗停止が出ました
調整ルームは海外ではないシステム
なくていいという関係者もいる
将来もしもあの頃そんなルールがあったんだと語られる日が来ても
現時点でのルールはルール
しかも悪質

スマホシックスは今でも言われているけれど、それより改造ベストの方のルール違反の方が深刻でなかったろうか
安全に直結していることはもっとも犯してはいけないルールと思っている
かつてはヘルメットの義務もなかったそうで…(絶句)
西谷凛さんは父の西谷誠さんと同じ障害に行きたかったとしても、そういう感じで参戦していたら結局危ないだけだったのでは
応援していただけに残念でした

ダイシンボルガードがきっかけで競馬にはまった浅田次郎氏
競馬どんぶりを読んだとき、今は刊行するのは微妙な内容だなと思いました
競馬は男性のものみたいな感じが露骨
が、そこはベストセラー作家なのである
文章力がカバーしてて、豪快ギャンブラーの冒険小説のようでした
浅田次郎氏も馬主資格を持つ著名人の1人
お金には困ってなさそうなのに馬主として名前を見なくなったと思ったら、著作を読んだらその理由がわかった気がしました

あの方の競馬はギャンブル

「勝ち馬という犯人探しのミステリー」

特に最近は某ゲームを作った著名人が何億円もする馬を走らせて(マスコミもアクセス稼げるのもあるだろうから)話題に上りますが
金持ち(じゃなくても)の競馬の楽しみ方が馬主だけとは限らない
犯人捜しにお金をかけたい
馬主やってるほかの著名人に負けないくらい競馬をまわしてくれているのでしょうね
キタサンブラックの北島三郎さんも高い馬は買わない主義であれだけの馬引き当て盛り上げてくれましたからね

著作を読んでいて、浅田さんには今の競馬はちょっとさみしいとか思っていそうな気もしました
岡部幸雄さんの名前が出て来てたのも同じ団塊世代なのもありそう

トキノチカラの馬主菊池寛さんの言葉も今は昔…いや、昔でもあかんヤツや!
フリーダム以前に依存症は病気ですから治療しましょう

金持ちじゃなくても
著名人じゃなくとも
昭和じゃなくても

競馬の楽しみ方は(基本)フリーダム!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?